こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
ムダ毛のないスベスベの手脚は、今やオトナ女子の代名詞。
エステや医療機関などでの脱毛も、技術が発達してお手頃になっているとはいえ、やはり忙しい女性達にとって何度も通わなければならないのは面倒で続かず、かえって投資が無駄になってしまうというような話もよく聞きます。
ムダ毛の処理には、非常にたくさんの方法があり、自宅で出来るものの選択の幅も広がっています。
現在は、エステや医療機関での処理や、自宅で自分で出来るものを含めて、様々な種類の脱毛・除毛の方法があります。
光やフラッシュ、電気、またレーザーを照射して、毛根を破壊したり、ダメージを与えて、毛の成長を抑える方法です。
それぞれの方法で痛みは様々ですが、肌質や状態に応じて専門家に相談し、方法を選択します。
- 光脱毛、フラッシュ脱毛
- レーザー脱毛
- ニードル脱毛
- 除毛クリーム
アルカリ性成分を配合したクリームを肌表面に塗布することで、毛髪のケラチンタンパクを溶かして取り除く方法です。
- 家庭式脱毛器
エステよりも低いレベルの電気やレーザーを利用した、高性能な脱毛器も購入可能になっています。
熱線を使った「サーミコン」という新しいタイプもあります。
- 脱色
もともと毛の色が薄めの人が多い海外では、多くの方が活用しています。
毛の色を抜いて、目立ちにくくする方法です。
- ワックス脱毛
ブラジリアンワックス等で知られますが、ワックスを皮膚に塗り、時間をおいてから毛ごとは剥がすという、割と強引な方法です。
現在は、ジェル状やシート状の、使いやすく肌への刺激が少ないものが開発されています。
- 剃毛
カミソリやシェーバーなどで剃る方法です。
とてもお手軽で安価で済む方法ではありますが、カミソリは、皮膚の表面に直接刃があたるため、肌を傷つけることが多く、シェービングクリーム等の使用が必須です。
- 毛抜き
毛抜きで、1本ずつ抜き取る脱毛法です。
ご自宅で出来る処理の中では、もっとも確実に脱毛する方法ではありますが、無理矢理ひっぱって毛穴が開いたり、毛が切れて埋没毛になったり、また、ばい菌が入って炎症が起きる等のトラブルも避けられません。
- 脱毛クリーム
様々な方法でムダ毛の処理が可能ですが、近年その手軽さと安全性のバランスの良さから改めて注目されているのが、除毛クリームです。
次に、詳しく見ていきましょう。
除毛クリームは、アルカリ性の成分が毛の主成分である「ケラチンタンパク」を変性させることで、毛を溶かして取り除きます。
チオグリコール酸やチオグリコール酸アンモニウムなどが良く使われており、匂いが少なく、肌への刺激も低いため、頭髪のパーマの際にも使われています。
この除毛クリームは、他の脱毛方法と違って、肌表面に出ている部分だけに働き、毛穴の中に毛を抜き取るわけではありません。
そのため、「除毛」と呼ばれています。
カミソリなどでの剃毛と違い、肌表面を物理的に直接傷つけてしまうことはなく、また、毛穴そのものに圧力を加えて抜き取るような方法ではないことから、比較的マイルドなムダ毛処理の方法であるということが出来ます。
また、クリームは比較的安価で手軽に購入でき、必要なときに自宅で処理できることから、総合的に見て便利な方法であると言えるでしょう。
しかしながら、毛を溶かす際に、少なからず皮膚表面のタンパクも影響を受けてしまいますので、使用前後のケアには注意が必要です。
少しでも効率的にムダ毛を処理するためには、毛穴が開いた状態で使うのが一番です。
お風呂に入って温まった後や、ホットタオルで温めた後で使用すると良いでしょう。
ほとんどの除毛クリームは、乾いた状態で使うものが多いので、水気を拭き取ってから始めましょう。
少なからず肌に刺激のある成分を含むため、使用前には必ずパッチテストを行います。
まずは、少量を肌の上にのせ、肌に赤みやヒリつき、かゆみなどの異常がないことを試してから、本格的に使用するようにしましょう。
もともと敏感肌の方は、敏感肌用に刺激をおさえたものを選び、パッチテストで確認後に使用するようにします。
また、紫外線を浴びた後の肌や、生理中、睡眠不足のときの肌は、不安定な状態で敏感になっていて、ダメージを受けやすいので避けましょう。
使用後は、肌表面がダメージを受けた状態になっています。
美白化粧水などの有効成分を豊富に含むアイテムや、浸透性をうたったアイテム、またさっぱりタイプのアルコールを多く含むアイテムの使用は避けましょう。
保湿には、肌表面のバリア機能を補うような、油分の多いクリームや乳液、またシンプルにワセリンなどを活用して、肌をうるおい膜でしっかり覆うようにすると良いでしょう。
クレオパトラの時代には、すでに蓮の葉を使った除毛クリームが使われていたと言われています。
いつの時代も、女性は美の追求に余念がありません。
テクノロジーの変化で様々な方法が可能な今だからこそ、正しく使ってしっかり効果を手にしたいものですね。
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