シンガポール・チャイナタウンで中華文化を満喫!
シンガポールでは様々な民族が一緒に暮らしていますが、なかでも中国系が大部分を占めています。彼らが集まるチャイナタウンは中国の本土とはまたひと味違った中華文化に触れられる場所です。
シンガポールのタクシーはぼったくりがほとんどなく、また日本よりも安く、安心して乗れます。
中心街オーチャードやマリーナエリアから7,8分、7,8ドルの値段で行くことができます。
ノース・イースト線(紫のライン)、またはダウンタウン線(茶色のライン)でOutram ParkまたはChinatown駅で降ります。
主にOutram Park駅とChinatown駅の間の地域がチャイナタウンと呼ばれる場所です。
公共バスはバス停の名前がなく分かりにくいので上級者向けですが、主なものは、オーチャードを経由する124番、143番、174番、190番などがあります。
マリーナエリアからだと乗り継ぎが多くなるので、MRTのほうが行きやすいでしょう。
他の国のチャイナタウンは中国語で「唐人街」などと書くのに対し、シンガポールは「牛车水(牛車水)」と書きます。シンガポール独特の表記なんです。
これは、まだ水道が整っていなかった開拓時代、人々がチャイナタウンの安祥山(Ann Siang Hill)にある井戸から、牛車で水を運んだことに由来しています。
興味のある方は、チャイナタウンの外れにあるAnn Siang Hillに行くと、今もひっそりと佇む井戸を見ることができます。
現在は観光地としてきれいに整備されたチャイナタウンですが、苦労して生活していた時代があったんですね。
パゴダ・ストリートに、チャイナタウンの歴史を紹介する博物館、チャイナタウン・ヘリテージセンターがあります。現在は改装中ですが、2015年中に再オープンの予定です。
より見やすくなったヘリテージセンターで、開拓時代の苦労や当時の生活をありありと感じることができるでしょう。歴史を知った上でシンガポールを見ると、また見えるものが違って面白いですね。
住所:48-50 Pagoda St, 059207
中国正月(春節)や日本のお月見にあたる中秋節の時期には、ユートンセン・ストリートなどの通りが大がかりに飾られ、夜はライトアップされます。また、店では正月飾りなどが売られ、街中が賑やかになります。
主なイベントが行われる時期:
・中国正月(春節):陰暦の1月1日(2016年は2月8日)
前後1ヶ月以上に渡り大通りがライトアップ、イベントも多く開催
・中元節:陰暦の7月15日(2016年は8月17日)
京劇や歌謡ショーなどのステージが多彩
・中秋節:陰暦の8月15日(2016年は9月15日)
前後1ヶ月にわたり大通りがライトアップ、イベントも多く開催
MRTチャイナタウン駅の出口Aから地上に出ると、そこはパゴダ・ストリートです。パゴダ・ストリートやスミス・ストリートには観光客向けの土産物ショップが並びます。
中国正月の時期には正月飾りが、中秋節の時期にはちょうちんや月餅などが売り出され、赤や金の色鮮やかな景色が目に飛び込んできます。散歩しながら見るだけでもワクワクしますよ。
チャイナタウン・コンプレックスの裏に、仏牙寺(新加坡佛牙寺龍華院 Buddha Tooth Relic Temple)という仏教寺院があり、観光客でも中に入ることができます。
熱心な信者が絶え間なく訪れるこのお寺、中はきらびやかな装飾と大勢で歌うようなお経に圧倒されるでしょう。日本のお寺や仏教とは全く違う様子に驚きます。
住所:288, South Bridge Road 058840
ユートンセン・ストリートとアッパー・クロス・ストリートの交差点に位置する裕華國貨には、中華のお土産が豊富に揃っています。ここはお土産を選ぶのに最適な場所です。
安価なものから本格的なものまで揃うチャイナドレス、水餃子にぜひつけたい黒酢「镇江香醋(Zhenjiang Vinegar)」、火鍋を簡単に作れるセットなどがオススメです。
住所:70 Eu Tong Sen Street Singapore 059805
チャイナタウンはいつも活気にあふれています。観光地としてきれいに整備された通りに、赤や金のきらびやかな飾りが並びます。
一方で住民たちの憩いの場でもあり、おじさん達が中国将棋をしていたり、ホーカーで食事をする光景もうかがえます。
中国ならではの伝統行事やその準備に盛り上がる様子から、季節を感じることができます。
たくましい華人たちの、生き生きとした生活をぜひ感じとってみてください。
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シンガポール在住歴は「長いね」と言われるくらい。
シンガポール国民の多くが住むHDB(公営住宅)で暮らし、ローカルにとけ込んだ生活をしている日本人です。
シンガポールのニュースや面白ねたを紹介するブログ、シンガポールねた!の管理人です。
シンガポールねた! http://singaporeneta.blog.jp
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