メキシコ旅行で見落としがちな注意点!メキシコ観光を危険なく楽しむ6つのポイント

執筆者: りーな 職業:グアテマラガイド・旅人
はじめに

日本から遠く離れたラテンアメリカで、唯一直行便が就航しているのがメキシコです。

 

最近では、メキシコ料理店が日本にも増えてきており、馴染み深い国となりつつあります。

今回はメキシコ旅行の注意点をお伝えします。

 

 

空港からは時間に余裕を持ってタクシーで移動しよう

メキシコシティの玄関口であるベニート・フアレス国際空港は、メキシコシティの中心セントロ(歴史地区)からタクシーで30~40分の距離に位置しています。

 

タクシーは想定以上の時間がかかることも

地図で見ると町の中心に近く、便利な位置にあることが分かりますが、メキシコシティは渋滞都市であり、タクシーで1時間以上かかることもあります。

 

時間に余裕を持った行動が必要です。

 

因みにベニート・フアレスとは?

空港名になっているベニート・フアレスは、メキシコの先住民出身で初めて大統領になった人の名前です。
市内には記念碑などもあります。

 

メトロはあるけれど、観光客向けではない

空港から少し歩くとメトロがあります。

しかし、メキシコシティは治安が悪いことでも有名で、観光客にはあまりお勧めできません。

 

エレベーターは設置されていない

また、エレベーター等が設置されていない駅が多く、スーツケースを持っての移動にも向いていません。

 

両替は米ドルからが理想

メキシコでは円からの両替ができる両替店もありますが、米ドルを用意しておく方が安全でしょう。

 

メキシコから南下して中米や南米に向かう場合は、以降は米ドルでしか両替ができなくなるので、注意が必要です。

 

 

メキシコシティは高地!まずは、体を慣らす

意外と知られていませんが、メキシコシティは標高2200mの高地に位置する町です。

少し走っただけでも息が切れたり、夜も眠りが浅くなり睡眠不足になったりします。

 

あまり無理をせず、ゆっくり体を慣らしましょう。

 

 

「メキシコシティ」ではなく「D.F.」

メキシコの公用語はスペイン語で、首都名は「Ciudad de Mexico(シウダー・デ・メヒコ)」と言います。

 

しかし行政上は「District Federal(連邦区)」と言い、略して「D.F.(デー・エフェ)」と言う人が多いです。

地方から首都へ戻るバスなどは、行き先がD.F.となっています。

 

 

おわりに

メキシコはテオティワカン遺跡などの世界遺産あり、カンクン等のビーチリゾート、そして美味しいタコスのある魅力溢れる国です。

旅行時は見逃しがちな上記のポイントを押さえつつ、ぜひ楽しんで下さいね。

 
 コラムニスト情報
りーな
性別:女性  |   現在地:グアテマラ  |   職業:グアテマラガイド・旅人

これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。