海外旅行のスリ、盗難予防対策!治安が悪い観光地の歩き方8選
日本は世界でも屈指の治安の良い国です。
そのため、日本人にとっては、世界中どこへ行っても大抵は「日本より危ない所」になります。
今回は、海外旅行でスリや犯罪に遭わないための旅スタイルをご提案します。
海外旅行に行くと、心配で色々な物を持ち歩いてしまいがちですが、町歩きや観光地巡りの際には必要最低限の物しか持たないようにしましょう。
少な目の荷物を小ぶりのショルダーバッグに入れて、ファスナー等でしっかりと閉めて、自分の前で抱えるようにして持つのがお勧めです。
ショルダーバッグは、ついつい背中の方にやってしまいがちですが、そうするとすぐに財布などを取られてしまいます。
スマートフォンは世界中で普及していますが、同時にスマートフォンを狙った犯罪も増加しています。
日本人は派手なスマホケースや大きなキーホルダー・ストラップ等を付けていて、スマートフォン自体が目立ってしまいます。
海外旅行においては目立たないことが鉄則ですので、派手なスマホケースは外しておきましょう。
多くの男性がお尻のポケットにお財布を入れていると思いますが、海外旅行の際は、このポケットだけは使ってはいけません。
まず、すぐに財布が入っていることがバレます。
そして、動いている隙やイスに座る一瞬の隙に抜き取られても、案外気付かないものです。
動きにくいのかもしれませんが、前のポケットに入れた方が安全です。
また、言わずもがなですが、長財布をお尻のポケットに入れてはいけません。
財布が見えていたら「取ってください」と言っているようなものです。
アクセサリー自体を狙われることもありますが、それよりも「お金を持っていそうな日本人」と思われてしまうことがあるので、アクセサリーを付ける際は地味なものを目立たない程度にしましょう。
腕時計も目立つので、半袖の際などには十分注意しましょう。
観光時に大きい荷物などは部屋に置いていくかと思いますが、それ自体を盗まれてしまう危険性も充分あり得ます。
ホテルの貴重品ボックスごと盗まれるケースもあり、かといって全ての荷物を常に持っているわけにもいきません。
そういった場合に役立つのが「ワイヤーロック」。
複数個のワイヤーロックを荷物につけ、柱にくくり付けておくと、犯罪者も盗み出すのに労力が掛かり過ぎると敬遠します。
スリに遭っても極力被害を抑える方法としては、捨て財布を用意することです。
捨て財布の中に少額のお金を入れておき、持ち歩くことでカモフラージュになります。
強盗に出くわしてしまい、財布を強要された時のために、「本物の財布」と思わせる程度の金額は入れておきましょう。
「日本観光客はお金を持っていて、それなのに防犯対策が弱い」というのが世界における日本人のイメージです。
狙われないように、自分の恰好を見直してみましょう。
また、防犯上問題のあるエリアに近づかないことが、1番の防犯対策になることをお忘れなく。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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