海外旅行でお腹を壊した!下痢・腹痛時が治らないときの緊急対処法

海外旅行中は、水や衛生状態の違いからお腹を壊すことも多くあります。現地での腹痛・下痢の対応法として、薬の買い方や治し方などをご紹介します。

執筆者: りーな 職業:グアテマラガイド・旅人
海外でおなかを壊した場合の対処法

海外旅行中は、水の変化や衛生状態の違いから、お腹を壊しやすくなります。

必ず日本から飲み慣れた薬を持参することをお勧めしますが、それがすぐに効くとは限りません。

 

今回は、現地での対応法をご紹介します。

 

現地の人に聞いて、現地の薬を購入する

腹痛の原因に対し、必ずしも日本の薬が効くとは限りません。

日本の薬を飲んでも治らない場合は、現地の薬を購入する必要も出てきます。

 

薬局で購入を

言葉に自信が無い場合は、現地の人に症状を話して、どの薬が良いか聞いてみて、薬局で購入しましょう。

 

単語とジェスチャーでもある程度通じますが、旅行前にシチュエーションを想定した現地の言葉をまとめておくと、腹痛に苦しみながら言語を調べずに済みます。

 

 

薬は少しずつ飲んでOK

海外で販売されている腹痛の薬は「治るまで飲み続けろ」というようなものもありますが、少しずつ飲んで、違和感がないか確かめましょう。

 

案外1錠で、あっという間に治ったりすることもあります。

 

寝込んだ場合は、スポーツドリンクを自分で作る

お腹を壊して下痢をした場合、水分補給も億劫になりますが、身体は水分を欲しています。

そのままの水でも良いかもしれませんが、ただの水をたくさん飲むことが苦手な人もいるでしょう。

 

その場合は、自分でポカリスエットを作りましょう。

日本から粉末を持参しても良いですが、塩・砂糖などで意外と簡単に作れます。

 

材料
  • 500mlのミネラルウォーター
  • 塩 小さじ4分の1(本当に少量です)
  • 砂糖 大さじ1と2分の1(塩と比べてかなり多め)
  • レモン汁 大さじ1(レモン半分くらい)

 

手順

ボトルの水を少し減らして材料を投入し、とにかく振って混ぜるだけです。


できれば、塩や砂糖は、お湯で溶かしてから入れた方が早く溶けます。
これで即席ポカリスエットが完成です。

 

 

 

レモンに注意!

レモンを入れた方が美味しくなりますが、現地の水が汚い場合や水が原因だろうと思われる際は、レモンを洗って切る時も、ミネラルウォーターを使用する必要があります。

 

せっかくポカリスエットを作っても、レモンを切る際に水道水が混入しては、元も子もありません。

 

おわりに

海外での腹痛は本当に辛い症状です。

 

国によって、「お腹が痛い?コーラを飲めば治るよ」と言われたり、驚きの対処法を紹介される場合がありますが、あまり慣れないことはせず、薬を飲み、水分補給をし、安静にするのが早く治る近道です。

 
 コラムニスト情報
りーな
性別:女性  |   現在地:グアテマラ  |   職業:グアテマラガイド・旅人

これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。