ニキビ肌のメイクの正しいやり方って?にきびを隠しながら悪化させないお化粧方法は、ファンデーションや化粧下地の選び方にあり!
スキンケアカウンセラーの松原好克です。
「メイク料はニキビに良くない」という風潮がありますが、メイク料は、皆さんが思っているほど悪影響を及ぼすものではありません。
ニキビ肌の人は、試しにノーメイクでしばらくの間過ごしてみてください。
おそらく、メイクをしなかったら治るものでもない、ということがお分かりいただけると思います。
もちろん使わない方が望ましい化粧品も存在します。
しかし、全てのメイク料がニキビを極端に悪化させてしまう直接の原因であるとは、あまり考えられません。
今回は、ニキビ肌に負担をかけない化粧品の選び方をご紹介します。
リキッドやクリームタイプのファンデーションは、アクネ菌の栄養源である油分が多く配合されているため、使わないほうが良いでしょう。
さらに、毛穴を目立たなくするカバー力に優れているシリコン配合のメイク料は、毛穴を塞ぐため、ニキビを悪化させる要因になります。
ニキビ肌には、パウダーファンデーション、あるいはルースパウダー(粉おしろい)が最適です。
パウダーは、水を使用しない固形物です。
防腐剤や乳化剤などの添加物を使用しないため、肌に優しいメイク料です。
さらに、リキッドやクリームタイプのファンデーションに比べて、クレンジングも容易なため、肌への刺激負担も少なく済みます。
化粧下地は、意外と肌に負担になる成分が含まれていることがあるため、保湿成分がたっぷりと含まれた美容液を下地代わりにするのがお勧めです。
部分的に赤みがある場合は、コンシーラーを活用しましょう。
メイクアップ化粧品(ファンデーションやアイライナーなど)に対して、「添加物(防腐剤や乳化剤等)」を気にする人はあまりおられませんが、スキンケア化粧品(化粧水や美容液など)に対しては、やたらと「添加物」にこだわる人がおられます。
ですが、リキッドやクリームのファンデーションは、化粧水や美容液よりも乳化剤が多量に含まれる傾向にあります。
話を広げますと、コンビニの弁当やパン、スナック菓子類、冷凍食品などにも添加物(防腐剤・品質安定剤など)が使われており、ほとんどの人が毎日のように口にしているはずなのですが、とやかく言う人はあまりいません。
外から塗る化粧品に含まれる添加物は、アレルギーや刺激を起こさない限り、口から体内に入る食品よりも安全性が高いと考えられています。
それにも関わらず、これだけスキンケア化粧品に対して過敏になる人が多いのは、長年に渡る業界全体の膨大広告や、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」を上手く掻い潜った、化粧品メーカーの販売戦略等が原因だと言えるでしょう。
「ニキビは隠したいけれど、悪化したら困るし、ファンデーションってどうすればいいの?」とお悩みの方も多いかと思います。
肌への刺激を減らし、負担にならない方法でメイクを楽しんでくださいね。
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