いよいよ花粉症の本格的なシーズンが到来。環境省によると、今年は例年に比べてスギやヒノキ花粉の飛散量が2〜6倍になるなど、全国的にかなり多くなるとのこと。今まで花粉症の症状がなかった人でも、突然発症することも考えられます。


また、都会の花粉には排気ガス等の大気汚染物質が付着していて、田舎の花粉に比べてアレルギー症状が10〜20倍にもなるとも言われています。PM2.5が花粉に付着して飛散することも考えると、すでに花粉症の人もそうでない人も、花粉症対策は万全にしておきたいもの。

花粉症の基本的な対策方法としては、外出時にマスクをしたり花粉をカットしてくれるメガネを使用するなどがあげられます。けれど、外出時には花粉を対策できても、室内にまで入り込んだ花粉にはどう対処したら良いのでしょうか?

室内の花粉対策に有効と言われる空気清浄機を販売するダイキン工業が開催する、2013年2月16日(土)から3月31日(日)までの期間中の土日に開催されている、親子向けの花粉対策の体験学習イベント『“目指せ!空気博士”体験学習イベント〜花粉の特別授業』へ行ってきました。(イベントの詳細はこちら)


会場には白衣を着た15名ほどの子供たちと、その親御さんたちが集合。授業形式で花粉の大きさや特徴等の豆知識を学んでいきます。実際にスギやイネ、ブタクサなど色々な種類の花粉を顕微鏡で観察したり、模型で花粉の構造を理解する等、わかりやすいレクチャーで子供たちも興味津々です。

■花粉症の症状を疑似体験
花粉や花粉症について学んだ後は、花粉症による鼻づまりを疑似体験する実験が行われました。鼻づまりを疑似体験している状態と、通常の状態で3種類のドリンクを飲み比べて、その味の違いを確認。花粉症の子も花粉症じゃない子たちも、花粉症の症状とはどんなものかを体感できたようです。


花粉症の症状を体験した後は、花粉症対策についてのレクチャーが。家に入る前は花粉をしっかりと払い落とす、手洗い・うがいや洗顔をする、床に落ちた花粉を水拭きする、家の中で飛んでいる花粉を空気清浄機で吸い込むなど、マスクやメガネ以外にもできる花粉症対策についても説明がありました。自宅ですぐに実践できる花粉対策について、子供たちはもちろん親御さんたちも真剣に聞いていました。

授業終了後はワークシートに授業の感想等を記入して提出し、体験学習終了のハンコを押してもらえます。ぴちょんくんグッズなどのお土産ももらえて嬉しそうでした。お子さんと一緒に参加されていた親御さんたちにとっても、花粉症について知らなかった内容があって為になったようです。


■屋内での効果的な花粉対策とは?
今回のイベントを主催したダイキン工業の酒井茂孝さん(ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」マネージャー)にお話を聞きました。

———どうして今回のイベントを開催しようと思われたのでしょうか?
「今までは花粉症になるのは大人だと思われていましたが、近年は子供の花粉症もかなり増えてきています。弊社では日頃から空気や熱等の理科の実験や体験ができる場を提供しておりますが、今の時期に問題となる花粉に関する特別授業を開催することで、その対策方法を知ってもらうことはもちろん、普段あまり意識することのない空気にも関心を持ってもらえる機会ができればと考えました」

———屋内での花粉対策に空気清浄機が効果的とのことでしたが、ダイキン工業の販売する空気清浄機の特徴を教えて下さい。
「弊社の空気清浄機には大きな2つの特徴があるのですが、まずひとつ目はダイキン独自の“ 光速ストリーマ”です。これはわかりやすく説明すると、小さな雷のような状態を起こし、吸い込んだ花粉を芯まで分解・除去するなど、有害物質を分解する仕組みになっています。

ふたつめは“電気集塵方式”です。これは吸い込んだ花粉等の物質にプラスの電気を帯びさせ、フィルターのマイナスの電気を帯びさせた部分に吸着させる方式。細かいフィルターでこすのではなく、静電気を起こさせたプラスとマイナスの網のようなものに吸着させるので、目詰まりしにくく性能が持続しやすいのが特徴です。」

目には見えない花粉に悩まされるこの季節、花粉症をきちんと対策するためにも、花粉についての知識や花粉症の対策方法をしっかり学んでおくことが必須。花粉症対策としてはもちろん、家の中の空気を清潔に快適にしてくれる空気清浄機をチェックしてみてはいかがでしょう?

お問い合わせ:ダイキン工業 tel.0120-88-1081(24時間365日受付)
公式サイト

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