NYCがグリーンに染まる日、St. Patrick’s Day。 パレードの後は、アイリッシュ・パブでビールを飲もう!
ニューヨークの春のイベントの幕開けは、アイリッシュ(アイルランド系)の祝祭日、
3 月17日頃(2013年は3月16日)のSt. Patrick’s Day (セント・パトリック・デーアイルランドの聖人パトリックの命日)。
アイルランド移民の多いニューヨークでは、
最大規模のSt. Patrick’s Day (セント・パトリック・デー)が行われます。
今年は252回目の、歴史のあるイベントなのですよ。
グリーンは、アイルランドのシンボル・カラー。
緑に溢れたアイルランドを表す色なのでしょうね。この日は、皆グリーンのものを身につけます。
アイルランドの国花シャムロック(三つ葉)を、身につけている人も多いです。
子供達も、フェイス・ペイティングでシャムロックを。
アイルランドの伝統的なセーターフィッシャーマンズ・セーター(左 男の子着用)は、防寒用の厚手のセーター。
漁に出る夫の無事を祈って手編みで編まれ、それぞれの家によって編み柄が違ったそう。
鮮やかなグリーンが、ニューヨークに春を届けてくれます。
ニューヨークは冬が長く寒さが厳しいので、春は本当に待ち遠しく、喜びに溢れます。
アイルランドの民族衣装のチェックのスカートを履いたバンドが次々と現れ、パレードが続きます。
このチェックも色々な種類があり、見ていて飽きません。
5th Ave (5番街)は、この日は午前11時から夕方4時頃まで、延々とパレードが続きます。
New York City St. Patrick's Day Parade
Saturday, March 16, 2013 11:00AM -
Fifth Avenue and 44th Street
Manhattan, NY
Tシャツでも、帽子でも、アクセサリーでも、何か一つグリーンを身につければ、あなたもアイリッシュ気分。
パ レード気分が盛り上がります。
そして、アイリッシュといえば、酒豪の民族でもあり、この日アイリッシュ・パブは、満員になります。
昼間からビールをガンガン飲んでも良いという、お墨付きの日とも言えましょう(笑)。
ニューヨークでビールを飲めるところと言えば、ほとんどがアイリッシュ系のパブなのです。
ではパレードの後は、ビールを飲みに行きましょうね。
P.J. Clerk’s
129年もの歴史のある有名なパブ。
2階部分は会員制クラブになったようで、ジョニー・デップ、ライザ・ミネリ、ブルック・シールズなどのセレブがメンバーとか。
(New York Postより)
価格はやや高めで、ロコ(地元の常連客)よりも、観光客が多いかも。
P.J. Clerk’s
THIRD AVENUE, NY
915 Third Avenue, at 55th Street
New York, NY 10022
212.317.1616
The Carriage House
私達はこちらのお店で、喉を湿らすことに。
ほとんどがカウンターに陣取った常連客のお店で、入り口には、アイルランドの国旗があり ます。
テーブル席なら、初めてでも居やすいですよ。
アイリッシュ・ビールと言えばギネスですが、自分の好きなBlue Moon (ブルームーン)にしました。
かすかにオレンジフレーバーを感じるベルギービールです。女性好みですね。
このビールには、必ずオレンジを添えてくれますが、良く合います。
つまみには、バーベキュー・スペアリブを。
フレンチ・フライ(フライド・ポテトのこと)は、くるんとカールしているのが可愛い。
このお店は良心価格で、二人でビールを計2杯、スペアリブ、フレンチ・フライの2品で、約30ドルでした。(Tip別)
女性でも入りやすい雰囲気ですし、実際に女性同士のグループも見かけましたよ。
いよいよ、ビールが美味しい季節になってきましたね。
The Carriage House
ブルーミングデールの裏手にある、ロコが通うパブ。
219 E 59th St (bet. 2nd & 3rd Aves)
New York, NY 10022
(212) 838-9464
All photo by Hideyuki Tatebayashi
NYの 春一番のイベントを楽しんで頂けましたでしょうか。
では、また次回、お目にかかりましょう。
See You Soon!!
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