サクラが見頃を迎え、いよいよ新年度のスタートです。新入社員や部署を異動してきた後輩と、人間関係がガラッと変わる時期ですね。


新しい人間関係を築く楽しみもある反面、どのように接してよいかがわからず、ふと不安になってしまう人も多いはず。どうすれば職場での人間関係をうまく作っていけるのか、いらぬ不安を解消する2つのポイントお教えします。

■ポイント1. 自分が新人の頃を思い出して!
人は誰でも自分ができることを他人が出来ないとイラっとくる瞬間があるものです。仕事が絡むとなおさらですね。

新人の彼女はまだ何もわからなくて当たり前、後輩の彼だってまだ無理ね! と頭ではわかっていても、何度も同じミスを連発されては、さすがに堪忍袋の緒も切れて、感情あらわになってしまうことも。

一気に二人の間には冷たい風がサーッと流れ、人間関係はぎくしゃくしはじめ、仕事よりも気疲れで一日が終わることもあるかもしれませんね。でも、ちょっと待って。

あなたは彼らを今の自分と比べていませんか? 自分が新人だった頃を思い出してどうですか? 今の自分と同じレベルで仕事ができたでしょうか? きっと、先輩にいろいろと教わりながら四苦八苦していたのでは?

懇切丁寧に教えてもこちらの期待に応えてくれるのはまだまだ時間がかかると納得してから指導すれば、イラっと感は軽減するはず。

自分と同じ土俵で考えずにそこは一線を引き、先輩として教えることは教え、間違えたら正し、よくできたら思いっきり褒める、という立ち位置で仕事をすれば良いのではないでしょうか。

■ポイント2. 新しい世代、新人類と割り切って
新人類という言葉はいつの時代も新しい傾向を持った若者に向けた言葉ですよね。新人類とは西暦2000年以降に生まれた人たちのことです。

冬花流エンジェル数秘術でもそうですが、数秘術の1という数字は「男性原理」を表し、「始まり、ひとつ、直進」というようなイメージの数字です。数字の1で始まる1900年代は1の時代となります。

2000年以降は2の時代です。2は「女性原理」を表し、「受容的、どちらも、バランス」というようなイメージの数字です。1と2では男女の差ほどイメージが全く違いますよね。新人類の思考パターンや行動が旧人類には理解し難いのも当然のことです。

移行期直前の10年間、つまり1990年代生まれの人も新人類に近い思考パターンと行動があります。歳が近いのに世代ギャップを感じたことはありませんか? なぜ今それをするのか?理解不能と思ったことはありませんか?

彼らはこの狭間の移行期に生まれたのかも。新人類と旧人類は人類の根幹から違います。思考回路が違うので、自分の主観ではかろうとも結果的に振り回されてしまいます。

無理に歩み寄ろうとせず、違いを冷静に受け止めればずっと気が楽になるはず。そうすればストレスもなく、人間関係でつまずくこともなく彼らと仕事ができますね。

ポイント1は心理学的なアプローチ、ポイント2はスピリチュアル的なアプローチです。いずれも自他の違いをちゃんと理解し、受け入れることができれば、新人類とも仕事上不都合もなく、うまく折り合っていけるのではないでしょうか?

【冬花のフラワーインスピレーション】

このコラムにおける冬花のフラワーインスピレーションは黄色いチューリップ、お部屋に飾ると、あなたのライフスタイルをサポートしてくれます。

森冬花(Touka Mori)
スピリチュアル院長
ブログ「冬花のスピリチュアルな日常」も更新中!


玉川大学卒、宇都宮大学大学院修了。社団法人や研究所の職員、博物館で学芸員をする傍ら、心理カウンセラーの資格取得や骨格バランス療法を学ぶ。生まれ持つスピリチュアルな力(占い、霊視、カード術)と、心理学、治療(整体)を融合した冬花流トータルヒーリングを確立、サロンを開院。女性誌にコメント、や監修等も行う。

この記事を書いたコラムニスト

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