時代を彩るミューズたちが愛した、憧れのブランドバッグ&シューズ
誰しもが憧れを抱き、時代を越え、世界中の女性たちを魅了してやまない数々の名だたるハイブランド。
そして、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンのように、現代でも永遠のスタイルアイコンとして愛され続ける女優やモデル達が愛用していたことで、世界中に名を知らしめたブランドアイテムが多数存在します。
今回は、そんなファッションスターであった彼女たちから火がつき、今もなお、時代の先端を歩み続けるブランドの名品たちをご紹介します。
「バーキン」
ジェーン・バーキンと飛行機で隣り合わせたエルメスの社長が、ぐちゃぐちゃに詰め込まれたひどい状態だった彼女のバッグを見て40cmの特注「バーキン」を作ってプレゼントしたそう。
ただ、現在のご本人も、「バーキン」バッグをぐちゃぐちゃに愛用?していますね 笑。
「ケリー」
アメリカの大女優からモナコ王妃となったグレース・ケリーがライフ誌に写真をとられた際、妊娠中のお腹をエルメスの「サックアクロア」で隠したことから、「ケリーバッグ」として世界中に広まり、正式名称も「ケリー」となりました。
「ヴィアティカ」
没後50年経った今もなお人々を惹きつけてやまないセクシーの代名詞、マリリン・モンロー。
この「ヴィアティカ」シリーズを履いたマリリンは、美しいふくらはぎと華奢な高いヒールを強調することによって女性らしさをアピール。
そして彼女の代名詞のひとつ、「モンロー・ウォーク」。お尻を揺らす独特のあの歩き方にも、実は緻密な計算が…。
片方のヒールを4分の1インチ短くし、左右不揃いにすることでわざと歩く際のバランスを崩していたと言われています。
「オードリー」
1954年、オードリー・ヘップバーンのために作られたストラップ付のバレリーナシューズ。
フェラガモの顧客として、自分の木型を作ってもらうことは”成功”の証と当時の有名女優達たちが謳うほどでした。
オードリー・ヘップバーンは生涯、フェラガモの靴しか履かなかったそうです。
「BB (べべ)」
「永遠の小悪魔」と呼ばれたフランスのアイコン的女優ブリジット・バルドー。
愛くるしい無邪気さと魔性の色香を兼ね備えた彼女はフラットバレリーナシューズを愛したことで有名です。
1956年、『素直な悪女』でこのシューズを履いていたことから世界的に大ヒットし、伝説の靴へ。
まさに、レペットの顔とも言える存在になりました。
「アレクサ」
イギリス人モデルでタレントのアレクサ・チャンをモデルにしてつくられたバッグ。
シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドも「美しい上に聡明でおしゃれなファッションリーダー」と絶賛する素朴ながらもスタイリッシュなスタイルセンスが人気のアレクサ。
新しい時代のファッションアイコンとなり、世界中の人々から愛される存在となりました。
この後に、サッチェルバッグと呼ばれるリセバッグタイプのアイテムが大流行したことも、記憶に新しいですね。
「ジャッキーバッグ」
ファーストレディとして、アメリカ国内はもちろんのこと、国際舞台でもファッションの象徴となる存在だったケネディ大統領夫人、ジャクリーン・リー・ブービェ・ケネディ・オナシスが愛用していたことから、彼女の愛称をとって呼ばれるように。
「カナージュ」
フランスのシラク大統領夫人が、ダイアナ妃にプレゼントしたのがこちらのバッグ。
あまりにも気に入ったダイアナ妃がフランス本店で全色を購入したことで、「レディディオール」と呼ばれるようになりました。
ファッションの世界は、常に数年先の未来までを見つめて歩んでいます。
トレンドがあって、新しいスタイルが生まれ、人々が身に着ける。
その流れこそがファッションの一番の魅力なのでしょう。
何十年、何百年と歴史をつなぎ続けるブランドヒストリーが存在するからこそ、永遠に人々から愛されていくのではないでしょうか。
- 出典 http://www.enokiya-ikeshou.com
|
|
関連コラム
-
Fashion Latte編集部
-
Fashion Latte編集部
|
|