【第52弾】「意味が分かると怖い話」本当にゾッとする話6選。(解説付き)
最新版、意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第52弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第52弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第51弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
俺が子供の頃、家族で近所の山へ出かけたことがあった。
時間は朝方で、夜明け前だったかな。
俺は好奇心が強かったせいか、親の言いつけも守らずに
どんどん一人で山の中に入っていった。
あたりは霧が立ち込めていて、すぐに俺は迷子になってしまった。
何時間も山の中を歩き回るが、誰一人にも会わない。
怖くなった俺は、泣きながらしゃがみこんだ。
すると、背後から誰かが近づいてくるのを感じた。
家族かと思ったが、まったく別人だった。奇妙な見た目をしていた。
毛皮のようなものを羽織って、見たことのない素材の帽子をかぶっていて、そして恐ろしく背が高かった。
なぜか顔はまったく覚えていない。
そいつが話しかけてきたが、訛りがひどく何と言っているかわからない。
やっとで「迷ったのか?」と聞こえたので俺は小さく頷いた。
そいつは俺を手招きし、歩き出した。そこから記憶はあまりない。
けれど、そいつのおかげで家族の元に戻れたことは覚えている。
実はこの体験を、俺はなぜかずっと忘れていて、
つい最近その山に行った時に、思い出したんだ。
家に帰って、親に当時のことを訪ねてみた。
すると、両親の話す内容は俺の記憶とは違った。
「ああ、お前が急にいなくなるから家族みんなで山の中探したら
山奥でお前を見つけたんだよ。
誰かについていくかのように走っててさ。
『背の高い一つ目のおじちゃんが…』とか言うし。
本当こわかったんだから。」
一つ目のおじちゃん…?
ゾッとしたが、俺を助けてくれたということなのだろうか?
急に何かお礼をしておこうと思い、
あの山に行き、お供え物をすることにした。
当時俺が見つかったという場所にお酒をおいた。
背後から、何か気配を感じた。
一つ目のおじちゃんに似ていたが、よく見たら普通に目が二つあった。
解説
二つ目のおじちゃんと一つ目のおじちゃんは同一人物。
一つ目のおじちゃんは「俺」を助けようとしたのではなく、目をもらおうとしていたのかも?
あの時、家族が見つけてくれなければ…。
そして、今目の前にいるこの状況も危ない。
ずっと飼っていたポチが死んだ。
17年くらい生きていたから、寿命なんだろうけど、
ずっと一緒で、家族みたいな存在だったから悲しくてさ。
母ちゃんなんてかなりショック受けちゃって
それを見た父ちゃんが
「ポチは天国で待ってるさ。またいつか会えるよ。」
と慰めていたんだけど、俺つい言っちゃったんだよね。
「ポチは俺のこと待ってるよ。
だって俺がご主人様だし。
散歩も餌も俺がやってたんだから。」って。
父ちゃんは、空気の読めない俺を叩いた。
俺はハッとして謝ろうとしたんだけど
母ちゃんは
「みんなで一緒に行けばいいのよね」って。
その日の夜父ちゃんから電話があった。
母ちゃんが、気晴らしに海が見たいって言ってるらしい。
それで今度の休みに家族みんなで海に行こうって。
母ちゃん、かなりハイテンションらしいんだ。
母ちゃんごめんなさい。
母ちゃんは一家心中して、ポチのいる天国に行こうとしている。
仲の良い男5人組で、心霊スポットを巡っていた。
今日は、昔家事が起きて生徒がたくさん焼け死んだという廃墟の学校に行ったんだ。
結構ヘビーな内容だったから、かなり怖そうだとビビってたんだけど
実際に中に入ると、思ったよりも明るくて全然怖くなかった。
たしかに焼け焦げた壁とか物とか散らばってて、生々しかったけどね。
全然霊現象も起きないまま、2階にも行った。
2階もまぁだいたい同じ感じで、上の階へ。
これまた変わったこともなく、結構早足で最後の階へあがった。
んー。特に何もなかったな。
俺たちは、見事に期待を裏切られて学校をあとにした。
帰り際、有刺鉄線越しに見た3階建ての学校を一応写メっておいた(笑)
心霊スポット巡りの記録にはなるからな(笑)
「全然霊現象も起きないまま、2階にも行った。
2階もまぁだいたい同じ感じで、上の階へ。
これまた変わったこともなく、結構早足で最後の階へあがった。」
3階建ての学校のはずが…?
こないだリサイクルショップに行ったらさ、
綺麗なバービー人形みたいなのがすごい安く売ってた。
手に取ってよく見てみたらバービー人形とは少しだけ違ったんだけど
バービー好きな、姉ちゃんの娘にあげようと思って買ったんだ。
さっそく姉ちゃん家行って娘にわたしたら、すっごい喜んでくれて
娘はずっとその人形と喋っていた。
姉ちゃんもすごい喜んでて、お礼いっぱい言われた。
だけど次の日、姉ちゃんから電話があって
「ねえ!何あの人形!?いい加減にしてよ!」とキレられた。
「ごめん」俺はすぐに謝った。
よく話を聞くと
人形の口の中の部分がギザギザの鉄で出来ていて、
そこに指が引っかかってケガをしたそうだ。
口なんて多分縦3cm位しか開かなかったと思うんだけど、子供って好奇心で指とか入れちゃうのか。
「手に取ってよく見てみたらバービー人形とは少しだけ違ったんだけど」
「「ごめん」俺はすぐに謝った。」
「口なんて多分縦3cm位しか開かなかったと思うんだけど」
口のことを知っていて、人形をわたした。
昨日一人で家にいる時、携帯さわろうとしたら見つからなくって、
家電から携帯にかけたんだ。
着信音がどこかで鳴っていないか耳を澄ますけど聞こえない。
おかしいなぁ。
と思ってかけてた電話切ろうとしたら、電話がつながってるっぽかったんだ。
やべぇ、番号間違えた?とか思って謝ろうとしたら
受話器に耳を当てるとテレビの音が小さく聞こえた。
俺が今見ているやつと同じ番組だ…いや、偶然だよな?俺はテレビのチャンネルを変えてみた。
すると電話の向こう側も同じ番組に変わった。
俺は恐怖で震えた。
電話を切って発信履歴を見たが、番号は間違っていなかった。
怖くてその場を動けなかったんだけど、1時間後くらいに勇気を出してもう一回家電から携帯を鳴らした。
「~♪」
着信音が鳴った。リビングからだった。音の鳴る方を見ると俺がさっきまで座っていたソファに
携帯がおいてあった。
誰かが電話に出ていた。つまり今も誰かが近くにいる。
俺の親父はタクシー運転手をしていた。
ある日夜中の2時とかに 一人の男性を病院の前で乗せたらしい。
男性は小綺麗な感じでスーツを着て、特におかしい様子もなかった。
行き先は、さっきの病院とは別の病院で
その病院は偶然か、親父の妻(つまり俺の母さん)が入院している病院だったそう。
病院に着くまでの間、男性はカバンから書類のようなものを取り出し、1枚1枚を丁寧にチェックしていた。
病院につくと男性は
「運転手さん、すみませんが少し待っててください。すぐ戻ってくるので。」
と言った。
親父は、荷物を置いていくのであればいいですよと言い、男性を待っていた。
親父はその時なぜかさっき男性が見ていた書類が気になってしまい、
ダメだとは思いつつも後部座席にある書類を少し見てしまったそう。
書類は、何かの契約書のようなもので、名前の横にハンコではなく拇印が押してあるものだった。
男性が戻ってくるのが見えたので内容はまったく見れなかったみたいだけど。
男性は、車に乗り込むと小さな声で「すいません」と何度か言ったらしい。
次の行き先も別の病院だった。
そこで男性はそそくさと降りていった。
男性の降りたあとすぐに、会社から無線が入って
「至急病院に来てほしい」と、母の病院からの伝言だった。
親父はその瞬間、なぜか悟ったらしい。母が亡くなったことを。
母は重い病気を患っていて、先は長くない状態だったが、急すぎる死だった。
親父はこの話を、母の死から10年経った今俺にしてくれた。
当時は、ショックを受けさせたくなくて俺に話さなかったみたいだけど、
今でもこの時のことを思い出して、あの男と母の死は関係しているのかと考え込んでしまったりするらしい。
俺も俺で、母の亡骸の親指がかすかに赤かったことを親父には言えないままでいる。
母は、あの書類に拇印を押していた。
男性は死神のような、死の世界に繋がる何かそんな役目の人だったのかもしれない。
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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