【第51弾】結末にトリハダ「意味が分かると怖い話」をまとめました(解説付き)

最新版、意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第51弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。

執筆者: MI 職業:ライター

 

 

本当の意味にトリハダ。

話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第51弾。
意味が分かると怖い話 第1弾~第50弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。

 

 

1.戻ってくる

 

とある男が、元恋人を殺害した。

何度もしつこく復縁を求めては断られた男は、愛が憎しみに変わり、元恋人を殺したのだ。

 

男は、理由をつけて元恋人を家に呼び出し、首を絞めたあげく刃物で刺して殺害した。

見つかるのが怖かった男はすぐに、死体を車に乗せて、少し離れた海に捨てた。

 

しかし、帰り道トランクから腐敗臭が漂う。

まさかと思いトランクを開けると、死体が入っていた。

怖くなった男は、もう一度海へ向かった。今度こそ本当に海へ沈めた。

 

もう明け方近くの時間になっていた。

 

家に帰り、寝ているとまた腐敗臭がした。

 

押入れに腐敗した死体があった。

 

玄関からドアを叩く音がする。

 

解説

男は殺害後、気を失いずっと悪夢にうなされていた。 

しかも死体が腐敗していることから、何日間も。

 

ドアを叩いているのは警察。近所の人が悪臭を感じ通報した。

 

2.知らない両親

 

俺は幼い頃に母を亡くしていて、母の顔を知らない。

母は事故死だったと聞いているが、詳しい話は知らなかった。

 

その何年後かに父は行方不明になったらしい。

当時の事はほとんど記憶がなく、叔母に聞いた話でしか知らない。

独身だった叔母が今日まで俺を育ててくれたのだ。

 

こないだ倉庫の掃除をしていると、フィルムカメラが出てきた。

きっと父の趣味だろうと思って、俺はカメラをもらうことにした。

 

フィルムもまだ残っていたのでそのまま1本使い切って現像した。

昔父が撮ったであろう写真が、どんなものか楽しみだった。

父や母や、幼い頃の俺が写っているに違いない。

 

しかし、現像された写真を見て俺は言葉を失った。

 

母と思われる女性が暴行されている姿が鮮明に写っていた。

1枚目、2枚目、とそれはエスカレートしていった。

 

俺はもうその先を見れなかった。

 

解説

母は、おそらく父に殺されたのだろう。

叔母が「行方不明」と言っている父は、逮捕されているのだ。

 

3.用水路

 

ある小学校の通学路にある、用水路で

小さな子供の死体が見つかったという事件があった。 

その話はたちまち噂になり、

その用水路で霊を見たと言う人が増えた。

 

当時小学生だったKも、その噂をもちろん聞いていたのだが、

信じていなかった。

 

ある雨の日、Kが用水路の近くを通ると、

水面にになにか白いものが動くのが見えた。

 

ふとあの噂が頭をよぎる。

 

Kが早足で通りすぎようとすると

「た…すけ…て…」

声がした。

 

ふと見ると、その白いものは顔だった。

 

怖くなったKは大慌てで走って逃げた。

 

その日以来、Kは海や川に行くと

無数の手に足をつかまれることがあるらしい。

 

解説

見たのは霊ではなく、溺れている子供だった。

 

4.急ブレーキ

 

車で出かけようと荷物を詰めていると、突然友人が訪ねてきた。

どうやらヒマだったらしく家に来たようだった。

 

俺「あ、ごめん。俺これから出かけるんだよ。」

友「まじで?まぁ、寄っただけだし大丈夫だよ。

それより、お前どこ行くの?」

俺「あー、実家の方まで行く予定があるんだよ。

お前んち途中だし送ってこうか?」

友「あ、ほんとに?ありがとな。」

 

友人を乗せて車を走らせた。

 

友「そういや、最近会ってないけど彼女元気?」

俺「ああ。なんか体調悪いみたいでさ。」

友「えっそうなの?大変だな…彼女復活したらまたダブルデートでもしようぜ。」

俺「あー。そうだな」

友「そういえば、こないだ俺らの結婚祝いに彼女がプレゼント送ってくれたの

ちゃんとお礼言ってなかったわ。今家いるの?」

俺「いるんじゃない?」

友「ちょっと忘れないうちに電話しとくわ。」

俺「いや、やめとけよ。こんな時間に」

友「え?何が?全然まだ早いじゃん。」

 

友人は、俺の彼女の携帯に電話をかけた。

 

急ブレ―キの音と共に、トランクから携帯の着信音が鳴った。

 

解説

「俺」は彼女を殺していて、処分しに行こうとしていた。

そして、友人もそれに気づいてしまったため、殺そうとしている。

 

5.妊娠

 

ある国で、大好きな恋人の子供を妊娠した女性がいた。

しかし、妊娠してすぐに男は彼女の元を去って、音信不通となってしまった。

 

現代のように捜査もなかなかできず、彼女はずっと男を待ち続けた。

男は、おそらく他の女性のところにいるのだろうと周りの皆は言ったが、

彼女は「彼が戻るまで産まない」と言い張った。

 

結局、彼女が死に至るまで男性は戻らなかったし、彼女は言ったことを守り続けた。

 

解説

何らかの方法で、子供が出てくるのを阻止し、

そのせいで彼女は死んでしまったのかもしれない。 

 

6.記憶

 

私が中学生の時、父と兄が殺されました。

後から聞いた話では、家に強盗が入ってきて、包丁でメッタ刺しにされたそうです。

 

私も腹部を3か所刺されましたが、急所から外れていたので

なんとか生きていたようです。

母も数か所刺されたのですが、同じく無事でした。

 

入院中も退院した後も、警察やメディアから何度も事件のことを聞かれましたが

私も母も、その日のことを全く覚えていないんです。

お医者さんは、事件のショックで脳が事件前後の記憶を失っていると言っていました。

 

事件は未解決のまま、3年が経ちました。

 

この3年間の間に、何度か母からも

「なにか事件のこと思い出した?」

と聞かれました。

私が、まだ思い出せないというと

「そう…思い出さない方がいいわ。」

と母は言っていました。

 

私はそんな母が大好きでした。

それから時が経ち、私は結婚することになりました。

 

結婚生活がスタートし幸せな生活を送っていましたが、

ある日、旦那が浮気をしたんです。

そのことから旦那と口論になり、

カッとなった私は、台所にあった包丁を握りしめていました。

 

その時私は全てを思い出してしまいました。

私は、旦那と仲直りした後、母の元へ向かいました。

 

解説

家族を刺し殺したのは「私」だった。

「私」は当時、母のことも殺そうとしていたが、母に刺し返され殺せずに終わっていた。

「私」の傷が急所を外れていたのは、母が正当防衛で刺したため。

 

母は、娘をかばうためと、思い出してまた刺されるのが怖いために

事件の話を知らないふりをしていた。

包丁を握って思い出した「私」が母の元へ行ったのは、当時の続きをするのであろうか。

 

 

さいごに

意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
これからも、どんどん紹介していくので、下の一覧ページをブックマークしてくださいね!

 

 

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