いくつになっても、女性はキレイで若くいたいものですよね。しかし、そう思っても実際に「歳を感じる年齢でもないし、まだ大丈夫! 」と思っている方も多いはず。


「その時になったらケアすれば良いかな~」と軽い気持ちでいたら、大きな間違いです。美肌の秘訣は、日々の積み重ねにあるからです。10年後も20年後も変わらぬ自分でいたいなら、思ったその時から始めた方が良いのです。美肌ケアを意識するのは、早ければ早いほど良いでしょう。

「お肌のお手入れって、毎日のことだから大変」「そんな時間がない」と、思ったあなたに朗報です。誰にでも時間をかけずに、簡単にできるケアの方法を3つお教えします。

■1.帰宅後すぐ洗顔で赤ちゃん肌をゲット
多くの女性が耳にしたことがある「ターンオーバー」という言葉。新陳代謝とも言います。お肌の新陳代謝が正常に働いていれば、シミやソバカスの原因となるメラニンや、吹き出物の原因となる毛穴の詰まりなど、どんどん代謝されていきます。

結果、原因物質が溜まらなくなるので、お肌はいつもきれいな状態を保つことができます。リズムよくお肌が生まれ変わるので、生まれたての赤ちゃん肌になれます。

では、このターンオーバーをリズムよく働かせるにはどうすればよいのでしょうか?

お肌のゴールデンタイムとも言われている、22時から午前2時の間を活用すれば良いのです。一番良いのは22時に就寝することですが、忙しいあなたには難しいですよね。では、眠るということ以外で良い方法とは?

ターンオーバーが活発になるこの時間帯までに、洗顔でメイクや汗などの汚れを落とし (特にファンデーション)肌の負担を取り除き、化粧水でたっぷりと水分を補給します。そして、食事や運動などターンオーバー以外のことにエネルギーを使わないように心掛けましょう。

■2.紫外線の正体って? うまく付き合うには?
紫外線がお肌に悪いということはみなさんよくご存知ですよね。シミ、ソバカスそして乾燥の原因になります。ではなぜそうなってしまうのか?

お肌が紫外線に当たると傷つきます。細胞は早くこれを治そうとしてターンオーバーの周期を早めます。 周期は早ければいいというものではなく、無理なターンオーバーからは正常な細胞が生まれず、本来ならアカとなるはずのメラニンが表皮に残ってしまいます。その結果、しみやそばかす、乾燥などの肌荒れを引き起こします。

紫外線が最も強くなるのは午前10時~午後15時の時間帯。春先から夏にかけ、1番強いのは6月下旬ごろと言われています。ですから、この時期やこの時間帯にお肌が直接紫外線に当たらないように気をつけましょう。

例えばガラス張りのオフィスでは窓辺を避け、どうしてもデスクが隣接している場合は、日焼け止めを効果的に塗り直す、などちょっとした工夫をしてみましょう。ランチタイム外出時の防備もお忘れなく! 帽子や日傘を積極的に活用するのも簡単で効果的です。

■3.意外と知らない、すごく身近なビタミンC
お肌と言えばビタミンCというイメージがあると思います。その通りで、体内の活性酸素も抑えますが、コラーゲンの生成にも必要な要素です。

摂取するというと食品やサプリメントからと考えてしまいがちですが、手軽に摂取するなら、水分からが効率的です。

フルーツジュースや野菜ジュースはもちろんのこと、お勧めは緑茶です。ビタミンCも多く含まれ、カテキンとともに抗酸化作用を持っています。ペットボトルで持ち歩けますし、どこでもこまめに摂取できますね。

美肌ケアと言うと何となく面倒くさいと思いがちですが、以上の3点でしたら簡単に生活に取り入れられそうではありませんか?

今回のポイントは外側からのケアではなく、内側からのケアが大切ということです。体内の新陳代謝やリズムが正常に働いていれば、多少の外的要因からは身が守れます。

紫外線にしても、当たってしまったらビタミンCで体内の環境を整えて、お肌のターンオーバーが乱れないように調整をすれば、プラスマイナス0になります。

日常のちょっとした工夫が美肌ケアになり、その積み重ねが、10年後、20年後の美しい自分を作るのだと想像したら、より生き生きと生活を楽しめると思いませんか。今日からでも十分間に合います、まずは実践してみて下さいね。

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(森 冬花)

この記事を書いたコラムニスト

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