シャツ1枚では寒いけれど上着を着るほどでもないなど、服だけではなかなか体温調節が難しいこれからの季節に1枚もっていると重宝するストール。


防寒にもなり、オシャレのアクセントにもなる便利なストールですが、いつもワンパターンの巻き方ばかりしていませんか? 同じストールでも巻き方を少し変えるだけで印象がガラッと変わり、オシャレのレベルも上げることができます。

■基本のエディター巻き
最もポピュラーな巻き方。首にくるっと一周まくだけですが、意外とバランスが難しかったりします。


1.ストールの端を首にかけ、一方の端が長くなるように手に持つ。
2.長い方をふわりと一周首に巻く。
3.首回りを持ち、左右の端の長さが同じになるようにしながら輪をゆるめて整える。

ストールの角をつまんでひし形のようにしてから巻くとラフな雰囲気に、長方形の状態で巻くとかっちりした雰囲気になります。

■定番フロントノット、サイドノット
簡単かつボリュームも出て防寒効果もアップします。


1.エディター巻きをする。
2.さらにもう一回結ぶ。
3.首に近い方の輪(1でつくった輪)と2でつくった結び目の隙間がなくなるよう整える。


全体を少し横にずらすとまた違った雰囲気に(サイドノット)。

■スヌード風巻き
わざわざスヌードを購入しなくても、ストールでスヌード風ができちゃいます。女の子らしい巻き方で、ラフなスカートスタイルなどにもよく合います。


1.ストールの対角にある、角と角を固く結ぶ。
2.輪っかになったストールを、結び目が後ろにくるように首にかける。
3.ストールを体の前でねじって八の字にし、できた輪っかをもう一度頭からかぶる。


■クロス巻き
エレガントな雰囲気でキレイめなお仕事スタイルによく合い、簡単につくれます。


1.エディター巻きをつくる。
2.どちらか一方を内側から少し引き出す。
3.引き出して輪が出来た部分に、もう一方の端をくぐらせて整える。


■ピンを使ったアフガン風の巻き方
ドレープのひだがきれいに出て、ラフでシンプルなスタイルのポイントになります。


1.ストールの対角にある角と角を持ち、ひし形にするようなイメージで引っ張る。

2.巻き始めの端が胸元あたりにくるようにして1周巻きつける。


3.長い方のストールの端から20~30cmくらいの縁をピンですくう。
4.ピンを首元の輪の横後ろ(耳の下のあたり)でとめる。


いかがですか? 是非いろんな巻き方をマスターして、スタイルやTPOに合わせたストールのオシャレを楽しみましょう。


(金沢 霞)

この記事を書いたコラムニスト

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