実りの秋は、おいしい旬の食材がたくさんあり、ついつい食べ過ぎがちですよね。秋の食材とは本来、美味しさはもちろんのこと胃腸の調子を整えたり、代謝をアップしたり、疲労回復効果が高かったりと、身体に嬉しい栄養素が豊富なものばかり。今回は太らずに秋の味覚を存分に楽しむポイント3つを、お教えします。


■ポイント1:代謝アップの食材を狙え!
脂肪を燃焼してエネルギーにする効果の高いアミノ酸、代謝を促すためのビタミンB群、代謝を促進するヨウ素を多く含む秋の味覚と言えば、サンマやサケです。お刺身も新鮮でおいしい季節ですが、焼くことにより栄養素がアップするので、食べ方は焼き魚がオススメです。

旬のお魚は脂がのっていておいしいですよね。この脂は不飽和脂肪酸に分類され、体内の余分な脂を排出し、中性脂肪の合成を抑え皮下脂肪になりにくのも特徴です。代謝もアップして、余分な脂も出しちゃう一石二鳥の優秀食材。食事に上手に取り入れてみましょう。

■ポイント2:快腸美人になる!
胃腸の調子を良くしていれば、食べても胃腸がきちんと働いて、収支バランスが崩れません。では、食材は何が良いのか? その約94%が水分だけど、カロテンと食物繊維の含有量が多いナスは整腸作用が抜群です。

その他に秋の定番サツマイモは食物繊維とビタミンCが豊富で皮ごと食べるのがオススメ。サツマイモの煮物やカロリーカットのために新米と一緒に炊いたサツマイモの炊き込みご飯は、栄養価が高い新米とサツマイモのいい所取りです。

食物繊維といえば、きのこ類も豊富ですね。その中でもマイタケは肌や髪、爪を健やかに保つ働きをするビタミンB2が多く美容効果も高い優秀食材です。

■ポイント3:疲れ知らずのカラダを作る!
疲労がたまると身体の動きも鈍り、一日の消費エネルギーが減ります。でも、疲れると甘い物が食べたくなり食べ過ぎてしまうことも。そんな時は疲労回復効果のある食材で身体をサポートしましょう。

秋の味覚の顔ともいえるクリは滋養強壮に効果があり、疲れた身体をサポートします。加熱しても壊れないビタミンCが多く含まれるので、栗ご飯、焼き栗、煮物、ケーキ、ようかんなどさまざまな料理で楽しめます。ブドウは体内ですばやくエネルギーに変わるので、疲労時に即効性があります。カキはビタミンA、Cと食物繊維を多く含み、肝臓の解毒作用もします。秋のフルーツは身体をサポートする優秀食材ですね。

以上3つのポイントを食事にバランス良く摂り入れることで、体内をきれいにし、引き締まったカラダへと導いてくれる秋の味覚ですよね。おいしくスッキリボディで秋を満喫しちゃいましょう!

冬花のインスピレーションフラワーはヒャクニチソウです。お部屋に飾ってフラワーエナジーをいただきましょう。パワーアップして幸福感がアップします。

Photo by (c)Tomo.Yun

(森 冬花)

この記事を書いたコラムニスト

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