場所によって原因が違う? にっくき大人ニキビ撃退法
いつの間にかポツッとあらわれる大人ニキビ。朝、鏡を見てニキビを発見すると、それだけで一日の始まりが何だか憂鬱になってしまいますよね。
皮脂の分泌の多いTゾーンに多かった思春期ニキビと異なり、あごやこめかみ、フェイスラインなどにできやすい大人ニキビ。実は、ニキビの場所によって、その原因もさまざまなのです。
原因に応じた対処法で、大人ニキビをしっかり撃退しましょう。
■口まわりのニキビには食生活の見直しを
食生活が乱れるとできやすいのが口まわりのニキビ。ここにニキビができたときは、食生活が偏っていたり胃腸が疲れたりしていないか、ちょっと見直してみてください。
「そういえば最近食べ過ぎかも…」なんてときは要注意。甘いものや脂っこいものはできるだけ避け、野菜中心のバランスのよい食生活にチェンジしましょう。
また、胃腸を休めるためにも睡眠はじゅうぶんとるようにしてくださいね。
■生理前にできやすいあごニキビ
大人になってからニキビができやすいのがあご。「生理前になるとあごにニキビができる」という声もよく聞かれます。
生理前の時期はホルモンバランスが変動し、男性ホルモンの働きに似た黄体ホルモンが優位になるため、皮脂分泌量が増えニキビができやすくなってしまいます。
この時期の肌にはいつも以上に保湿が大切。また、皮脂分泌量が増加するため丁寧な洗顔を心がけましょう。
逆に、肌トラブルが少ないのが生理後です。この時期にビタミンCを含んだスキンケアコスメなどでしっかりとケアを行い、生理前のニキビを予防しましょう。
■生え際ニキビは洗い残しが原因!?
額や、髪の生え際にできるニキビ。これらは、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しが原因であることが多いようです。 顔や髪を洗うときは、しっかりとすすぐように気をつけてみてください。
また、額のニキビは、前髪が皮膚に刺激を与えている場合も。皮膚の炎症がおさまるまで、前髪はアップにするなど、額にかからないように工夫するとよいでしょう。
■男性ホルモン優位の頬ニキビ
頬は、男性のニキビができやすい場所。女性で頬にニキビができた場合、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモン優位になっている可能性があります。
ホルモンバランスが乱れる大きな原因がストレスです。「最近ちょっと働き過ぎかも」という人は特に注意! 心と体を休め、上手にストレスを解消するように心がけましょう。
ニキビケアの基本は洗顔と保湿。そして規則正しい生活リズムとバランスのよい食生活です。食事では、ニキビ予防に効果的なビタミンB2や、ニキビの色素沈着を防ぐビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。
チョコレートやナッツ類などはニキビの原因になりやすいので、食べ過ぎないよう気をつけてくださいね。
(加藤 朋実)
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Fashion Latte編集部
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