• Latte
  • Fashion
  • コラム
  • 夜、洗顔後は何もつけずに寝るだけ? 肌質や年齢を問わない新スキンケア法「美容断食」とは

美肌を目指して、化粧水や美容液、乳液やクリームを使ったり、パックをしたり、シートマスクをしたり、熱心にいろいろ手をかけている人は多いと思います。でも、実はそれらが美肌から遠ざかる原因だったとしたら…。いったいどんなスキンケアをすればいいのでしょうか。



そこで、エステティックサロンを経営している宮本洋子さんが提唱しているのが「美容断食」です。それは肌本来が持つチカラを引き出す美容法。夜、きちんと洗顔し、肌に何ものせない状態にして、そのままぐっすりと寝るだけ。そして、朝は普段通りのスキンケアをします。

これだけのことで、およそ3週間で肌の調子がよくなってきたと感じられるそう。にわかには信じられない気もしますね。

けれども、現代女性のお肌は化粧水や美容液を与え過ぎている「肌肥満」=メタボ肌なので、「美容断食」によって肌本来がもつ「排出と修復」をきちんとリセットすることで、美肌が得られるのだと宮本さんは提唱しています。

では、実際に「美容断食」とはどのような方法なのか、一般的で簡単な方法をご紹介しましょう。

■夜は牛乳+純石けんで優しく洗顔
洗顔剤には、石けん素地100%の純石けんを使い、牛乳スプーン1杯半(肌がつっぱるときは2杯)を用意。石けんを手で泡立て、牛乳を加え、顔の中心から外に指の腹で円を描くようにリズミカルに洗顔。こすらないで!夜はこれだけ! 乾燥がつらいときは化粧水をつけてもOKです。

■朝は普段通りのスキンケア
夜、「美容断食」をした翌朝は、石けん+牛乳で洗顔し、いつも通りのスキンケアを行います。美容断食後は、化粧品の有効成分がより入りやすく感じます。できるだけ肌にやさしい低刺激のものを、与えすぎないよう使ってください。

このように「美容断食」を行うことで、さまざまな効果が生まれるそう。毛穴が引き締まりキメが整ったり、シミが改善したり、日焼けに強い色白肌になります。さらに、シワがうすくなり、クスミが改善して、唇や頬の血色が良くなるほか、鼻やアゴの角栓が減るそう。

肌本来がもつチカラを高めて自前の潤いを引き出すことで肌年齢が若返り、さまざまなアンチエイジング術よりも効果があるとか。

他にも、「美容断食」を行うと、スキンケアにかける時間もコストも抑えることができるのも大きなメリット。さらに、肌がキレイになったことで、自分自身に自信が持て、気持ちまでも明るくなるというから、すごいスキンケアですね。

そして嬉しいのは、「美容断食」は肌質や年齢などを問わず、誰でも、いつからでも始められること。今のスキンケアに疑問を感じていたら、試してみるのもいいかも。

この「美容断食」について、提唱者の宮本洋子さんが 『夜だけ美容断食 夜はお肌に何ものせない』を著しました。「美容断食」のメカニズムや宮本式美容断食、「…してはいけない」スキンケア&メイク、肌がさらにきれいになる黄金ルール12など、美肌のための情報が満載です。

「美容断食」に興味が生まれた人は、『夜だけ美容断食 夜はお肌に何ものせない』を読んで、新たな方法で美肌を目指してみてはいかがでしょうか。

【書籍詳細】
タイトル:『夜だけ美容断食 夜はお肌に何ものせない』
著書:宮本洋子
出版社:株式会社 光文社
定価:¥1,260
購入は、こちらから

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム