メイク企画の撮影などでは、撮影した写真をパソコンの画面でチェックする作業があります。様々な角度から客観的にメイクを観察し、企画のテーマにあったメイクに仕上げて行くのですが、まさにここがプロのメイクさんの腕の見せ所。パッと手を加えるだけで印象がグッと変わるメイクテクを発見できることが多いんです。



そんなメイクテクの中から簡単にできて、さりげないのに効果の高い方法をご紹介します!

■Tゾーンのハイライトを変えて顔型を理想に近づける
顔に凹凸感を出して立体的な小顔に見せてくれるハイライト。ハイライトはTゾーンや目の下に入れる等の基礎知識はみなさんお持ちだと思うのですが、入れ方でガラッと印象が変わるんです。

例えば丸顔さんは“縦長”を意識することがポイント。ハイライトをそのまんまT字に入れてしまうとおでこの横長感が強調されてしまうので、眉の上部分は一直線にいれるのではなく、眉間の上あたりに丸く入れるのがコツ。T字というよりは虫眼鏡っぽい形に入れるのが正解です。立体感を出しながら縦長に見せてくれる視覚効果が。

逆に面長さんは“横長”を意識。眉間の上に丸く入れるのではなく、左右の眉毛の上の中間(黒目の上あたり)をつなぐように入れます。ハイライトを横に長く入れることで、顔の長さを短く見せてくれる効果がありますよ。

■ナチュラルなストレート眉でイマドキ顔に
眉山をしっかり描いたへの字眉やアーチ型に整えた眉はもう古い! 最近はもとの眉毛の形をいかした、ナチュラルな一直線眉が人気です。眉の形を変えることで、あか抜けた旬顔に変身しちゃいましょう。

ストレート眉のポイントは眉頭の下と眉尻の下をつなぐと一直線になっていること。眉がまばらだったり薄い部分はペンシルで描き、全体をアイブロウパウダーでボカします。さらにアイブロウパウダーを眉頭の上と眉尻の下部分に足すとナチュラルな一直線に。

特に眉頭の上部分を太くすることで、イマドキな困り顔っぽくすることができます。見た目で性格がキツく見られがちな人は、この困り顔系の眉で守ってあげたくなるような雰囲気を演出してみて下さい。


(YUKICO)

この記事を書いたコラムニスト

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