
大人女子ローファー講座!ローファーの歴史やデザインの種類、おすすめコーデあれこれ
レディース靴「ローファー」もトレンドに合わせてデザインを少しずつ変えてきています。スリッポン、ファー、モカシンタイプなど、ローファーの種類やファッションコーデなどを紹介!
近年のフラットシューズブームはすごいですね。
どの雑誌、どこのショップを見ても、スニーカーやバレエシューズがズラリと並んでいます。
それもそのはず、流行の発信源であるコレクションランウェイの足元が、まさにフラットシューズのオンパレードですから。
ほんの少し前まで、フラットシューズは「スタイルが悪く見える」と思われがちで、女性のファッションではなかなか取り入れにくい存在でした。
そんな中、「ステラマッカートニー(Stella McCartney)」や「セリーヌ(CELINE)」を初めとするラグジュアリーブランドが、数シーズン前よりフラットシューズを本格的に発表するようになってから世の中の流れが一変。
フラットシューズを履いていない人を見つけるのが大変なほど、定番のデザインとなりました。
ただ、フラットシューズといえど種類は様々。
今回は「ローファー」にスポットを当てて紐解いていきたいと思います。
名前の由来は諸説ありますが、ノルウェーにおける農夫の搾乳場前「牛の待機場所(loafing area)」での作業靴と言われています。
牛の待機場 「loaf(ローフ)」の作業靴として「Loafer(ローファー)」と名づけられた説が有力とのこと。
一方では、靴ひもを結ぶ教養がない「Loafer(だらしがない人)」という呼び名から来たという一説も。
ちなみに別名「ノーウィージャン・フィッシャーマンズ・シューズ」とも呼ばれるそうです。
ローファーといえば「ハルタ(HARUTA)」のローファーがスタンダードです。
ハルタのローファーは学生の頃履いていた人も多いことから、完全にイメージは「学校に履いていく靴」でしたよね?
それが大人になった今や普段着で合わせているのですから、ファッションの世界は奥深いものです。
そんなローファーには、大きく分けて5つのデザインがあります。
HARUTAのような一般的なローファーは「コインローファー」または「ビーフロールローファー」と呼ばれています。
甲の部分に硬貨を挟んだりすることからそう名付けられたようです。
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次は「タッセルローファー」。
その名の通り、タッセルや房がついているものはこう呼ばれています。
アメリカでは主に房のついた靴は弁護士の象徴とされているそうなので、外国ではフォーマル度は割と高めな模様。
馬具の形をしたものが付いているものは「ビットローファー」と呼ばれています。
このデザインを一番最初に取り入れたのが、「グッチ(GUCCI)」だといわれています。
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「タッセルローファー」や「ビットローファー」と違い、全く飾りの付いていないローファーを「ヴァンプローファー」と呼びます。
シンプルであればあるほど、ビジネス色が強い印象があります。
スーツと合わせることを考えたらこれぐらいシンプルな方がしっくりくるのかもしれません。
元々アメリカで男性用の靴として進歩した歴史があり、女性にはあまり馴染みのなかったローファー。
メンズアイテムなだけあって、パンツとの相性は抜群だと思います。
きれいめ、セクシーな服とも相性がよく、ヒールと合わせるよりほどよい抜け感を出させてくれます。
また、トラッドな服装にはもちろん相性抜群。
ベストやレザーアイテム、ラウンドメガネなどでレトロさを取り入れて。
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ビジネスカジュアルにも、好感度高く合わせて頂けます。
ヒールだとちょっぴり近づきがたい…そんなキャリアガールを、少し親しみやすくする靴となるでしょう。
Le Talon 2.5cmポインテッドベッコウビットローファー
ローファーは種類も様々なので、是非、お気に入りの一足を見つけてみて下さい。
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