H&Mコラボレーションの歴史(2009-2013)

Fashion Latte編集部

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2004年から始まった「H&M」とクリエイティブディレクターによるコラボレーション、前編で書かせて頂いた2004年-2008年に続き、今回は2009年から2013年までのコラボレーションをご紹介させて頂きます。

【速報】「アレキサンダーワン(ALEXANDER WANG)」×「エイチ&エム(H&M)」のコラボアイテム一部公開

2009年-「マシュー・ウィリアムソン(Matthew Williamson)」

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2009年、この年「H&M」は三人のデザイナーとコラボ。第一弾に抜擢したのが「エミリオ・プッチ（EMILIO PUCCI）」のアーティスティック・ディレクターを務めた経歴を持つマシュー・ウィリアムソン。ここで彼自身も初となるメンズウェアのデザインに携わりました。世界約200店舗での先行発売後、1600店舗で発売した事で「H&M」のデザイナーコレクションとして過去最大の規模を誇り、はじめて世界中で購入できる機会となりました。

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2009年-「JIMMY CHOO（ジミーチュウ）」

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2009年第二弾は、イギリスの高級アクセサリーブランド「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」とコラボ。本職であるシューズやバッグ等のアクセサリーを主役に、初のウェアも展開されるなどこのコレクションも大きな注目を浴びました。日本でも悪天候に関わらず、前日から長蛇の列ができるほどの人気ぶり。この年、国内初となるフルコンセプトショップ新宿店がオープンしました。ジミーチュウのアイコンでもあるシューズとバッグは、なんと全店舗即日完売したとか。

2009年-「ソニア・リキエル(Sonia Rykiel)」

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三人目のコラボレーションはフランスを代表するファッションデザイナーでニットの女王の異名を持つ「ソニアリキエル(Sonia Rykiel)」。実際にニットが発売されたのは2010年2月ですが、秋に発売したランジェリーコレクションが大成功を収め、その勢いそのままに、ファッション界にその歴史を刻んだニットウェアを中心に展開。チャリティ販売されたユニセフ共同プロジェクトのエコバッグも話題となりました。

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2010年-「Alber Elbaz（アルベール・エルバス）」

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この年、「H&M」はデザイナー名を明かさずにスペシャルフィルムを公開。それから4日間様々な憶測が飛び交う中、遂に9本目のフィルムでその正体が「ランバン(Lanvin)」のデザイナー、アルベール・エルバスだと判明します。オリジナルのショッパー、ランバンの色彩豊かな店内等が話題を呼び、こちらも初日から長蛇の列ができ、大盛況となりました。

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2011年-「ドナテラ・ベルサーチ(Donatella Versace)」

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2011年のコラボのお相手は「ヴェルサーチ(VERSACE)」の創設者「ジャンニ・ヴェルサーチ(Gianni Versace)」の妹でもあり、同ブランドのクリエイティブディレクター、ドナテラ・ヴェルサーチ。VERSACE特有のエッジを効かせ、クールなコレクション展開。特にブラックカラーアイテムはレザーやスタッズアイテムを中心に人気を博しました。

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2011年-「コンスエロ・カスティリオーニ（Consuelo Castiglioni）」

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「MARNI（マルニ）」の設立者兼クリエイティブ・ディレクターのコンスエロ・カスティリオーニともコラボしました。ピュアなイメージの中にもインパクトがあるのが特徴的な彼女のコレクションはMARNIらしい遊び心も落とし込まれていました。

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2012年-「メゾンマルタン･マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」

2012年のコラボは自身の名前をそのままブランドに冠しているマルタン･マルジェラ。デビュー当時こそコレクションのフィナーレに顔を出していた事もあった様ですが、現在では公の場に姿を見せることはほとんどなく、関係者でさえ彼の素顔を見た人は少ないみたいです。そんなミステリアスな彼が手がけたコレクションは「RE-EDITION」をテーマとし、マルタンマルジェラのメゾン設立から23年間の歴史をひとつのストーリーに凝縮して発表され、最も代表的なアイテムを厳選し、形・素材を変えアップデートし再現しました。

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2013年-「ISABEL MARANT（イザベルマラン）」

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そして記憶に新しい2013年、「H&M」はイザベル･マランとタッグを組みました。このコレクションではレディースとティーン向けのウェア以外にも、自身初となるメンズコレクションも展開。イザベル・マランらしい独自のエフォートレスなスタイルを提案しつつ、ロックンロール・スピリットをミックスさせ、独自の世界観を表現しました。