夏のリゾートファッションにおすすめの色の組み合わせを、肌タイプ別に選ぶ。色の組み合わせ次第で夏ファッションをさらに華やかに見せることが出来ます。
こんにちは。
カラーコーディネーター兼カラーセラピストの安田紀子です。
そろそろ夏休みのレジャー計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
今回から3回に分けて、日常から離れた空間ならではの色使いを楽しめるよう「夏のリゾートファッションに映える色の組み合わせ」についてご紹介していきたいと思います。
初回は20代の方にオススメの色の組み合わせです。
リゾート地と聞くと、国内外を問わず海や山が思い浮かぶと思います。
どちらも日常的な空間から離れて開放的な気分になりますよね。
そんなリゾート地でのオススメカラーは、やはり明るく鮮やかな色です。
身につける色が心に与える影響は、想像以上に大きいもの。
せっかく開放的で楽しい気分なのですから、その気持ちをさらにパワーアップさせ、思いきりバカンスを楽しみましょう。
明るく鮮やかな色が得意なスプリングタイプに身につけていただきたいカラーは、ズバリ黄色です。
青の補色である黄色は、海辺にとてもよく映えます。
特に20代の方は、「少し派手かな」と感じるくらいの黄色で海辺の青とのコントラストを楽しんでください。
水着やリゾートドレスなどで海辺をバックに写真を撮ると、とても映えます。
ウィンタータイプの方には、マゼンタなどの鮮やかなピンクがオススメ。
こちらも海辺に映える色です。スプリングタイプの黄色が元気でキュートなイメージなのに対して、ウィンタータイプのマゼンタは女性らしくセクシーなリゾートファッションを演出してくれます。
10タイプ分類でビビッドタイプの方は、黄色もマゼンタも似合います。
「これぞリゾートカラー」という色が似合いますので、「似合うけどオフィスや学校ではなかなか着られない…」と思っていた色を楽しんでください。
サマータイプ、クールタイプのようにブルーベースの方は、海でのリゾート地であれば「映える」色よりも「なじむ」色を基準にコーディネートしてみるのも良いでしょう。
どちらのタイプも白が似合いますので、得意の青と白を使ったコーディネートもなじみが良く、爽やかな着こなしが楽しめます。
爽やかではありますが、2色のコーディネートは夏のリゾートファッションとしては少し物足りない印象になります。
そこで、ここに前述の黄色やマゼンタをアクセントカラーとして使い、3色のカラーコーディネートにしましょう。
華やかになり、元気で明るく可愛いイメージに変わります。
ブルーベースの方に似合う黄色は涼しげなレモンイエローですのでご注意を。
山でのリゾートカラーはナチュラル感と「癒し」のイメージに注目してみてはいかがでしょうか。
「癒し」のイメージでは、対照的な色を使うよりもなじむ色を使います。
イエローベースの方は黄に近い緑をメインに、ブルーベースの方は青みの緑をメインにします。
合わせる色は緑に近い黄色や青。
イエローベースの方は黄色を、ブルーベースの方は青にすると失敗が少なくなります。
なじむことばかりに注目してしまうと地味な印象になりがち。
地味な印象になることは避けたいので、面積を小さくして少し鮮やかな色を合わせます。
使用面積を調整することで印象を変えることができます。
「派手すぎてなじまないかも」と思ったら少し面積を小さくしてみてください。
せっかくのリゾートカラーです。
20代の方は、若さを活かした華やかなカラーコーディネートで楽しんでみてくださいね。
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