日本人もテロの標的!海外旅行先で「自力で」生き残るサバイバル術7つ (1/2)

海外旅行に行くなら、テロリストの標的にならないよう注意が必要。自分で出来るテロ対策を紹介。狙われやすい場所や、テロが起こりやすい日に出かけるのは、できるだけ避けましょう。

執筆者: 七沢茶々
海外旅行先で、テロの標的にならないために。

風の向くまま気の向くまま、ぶらりと楽しむ「一人旅」。

憧れますね。

 

今の時代、女性が気軽に、ひとりで外国へ旅に出ることも珍しくなくなりました。
けれども、一方では楽しい旅のはずが、テロなど何らかの事件に巻き込まれたというニュースも耳にします。

 

今や、世界中のどこでそんな目にあうか、わかりません。

卑劣な犯罪に巻き込まれたりしないよう、前もって準備しておきたいですね。


今回は、万が一テロなどに遭遇した場合に備えて、プライオリティの高い「サバイバル術」をご紹介します。

 

 

現地の「情報」は必ずチェック!

今の時代、テロなどの脅威は、どこででも起こり得ます。

日本国内ですら、絶対安心とは言えないのですから。

 

海外へ行く際は特に、目的地の「現地(渡航)情報」は面倒くさがらず、収集しましょう。
決して旅行会社任せにせず、「自分の身は自分で守る」という意識は常に持っていたいもの。

 

政府広報オンライン&海外安全ホームページは必須

出発前にぜひ目を通しておきたいのが、「政府広報オンライン」と外務省の「海外安全ホームページ」の2つ。

ちょっと固く聞こえますが、生命を守るための貴重な情報の宝庫。
現地の最新情勢などは、忘れないよう小まめにチェックしてください。


治安や政情不安のある国や地域には、危険情報なども発出されます。

 

現地の日本大使館・領事館情報をメモしておく

また、訪れる国にある日本大使館や、領事館といった在外公館の「場所・電話番号・サイトURL」などは、メモしておきたいものです。
何か困ったことや、何らかの被害にあった場合、日本人保護のため動いてくれます。

大使館はその国の首都にあるのが通常で、本来は外交を行う施設です。
国外の日本大使館は、在留届を出している日本人に事件や事故、災害情報などの緊急連絡や救援も行います。

また外務省は、サイトでメールアドレスを登録した海外旅行者に対し、同様のサービスも提供とのこと。
保険として登録しておくと、何かあった場合に迅速な行動ができ、安心かもしれませんね。

 

 

現地で気をつけたいこと
狙われやすい場所とは?

テロといえば「ISIS(ISIL)」や「ボコ・ハラム」「アルカイダ」などが浮かびますが、世界中には他にも多数のテロ組織が存在します。


空港や鉄道のほかレストランやホテル、有名な観光地などは狙われやすい場所です。

用もないのにうろつくのは、お勧めできません。

 

記念日は危険!

また、特に注意し気をつけたいのは、何らかの記念日です。

 

過激派の宣伝効果を高めるため、「9.11」やロンドンで起きた地下鉄・バス同時テロが起きた日、革命記念日などは、テロが起こりやすいと言われています。

 

できるだけ、その日を避けて旅行計画を立てましょう。

 

入り口や窓ぎわはNO!

人が多く集まる場所では、なるべく入り口や窓の傍は避け、柱の陰や入り口から死角になる席を選ぶといいそうです。
また非常口や、外へ出られる別ルートも確認しておきたいですね。

 

 

万一、テロに遭遇してしまったら…

「伏せる」「逃げる」「隠れる」!

万が一、遭遇してしまった場合には「伏せる」「逃げる」「隠れる」の3原則がサバイバルのカギを握ります。

 
 コラムニスト情報
七沢茶々
性別:女性  |  

公私ともに海外経験が豊富。旅とゴルフをこよなく愛す「とりあえず離陸型」で、向こう見ずなところも。好奇心旺盛で情に厚く、人を楽しませるのが大好きな性格です。座右の銘は「遊心忘るべからず」。よろしくお願いします。