乾燥が原因の”手のカサカサ”や”ひび割れ”、”指の皺”を改善!ハンドケアと栄養面から考える予防&対策方法

手も顔と同じようにケアが必要!水仕事や家事で手がカサカサになっていませんか?乾燥して、ひび割れや関節のしわが目立ったり、ささくれができやすくなったり…。正しいお手入れ方法を学びましょう。

執筆者: 笹生暁美 職業:フードデザイニスト
手がカサカサ、ひび割れ、皺が目立つ人の対処法

こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。

 

顔の乾燥には気をつけてケアしている人は多いでしょう。

けれども、手はいかがでしょうか。

 

手の仕草は顔の表情と同じように、人に強い印象を与えます。

優雅な美しい手を目指しませんか?

 

 

手の天敵は「乾燥」です

手も、顔と同じ皮膚であることを意識しましょう。

そう考えると、手もきちんとケアしようという意識が生まれてくると思います。

 

手の潤いを奪う大きな要因は「乾燥」

手は顔以上に潤いを奪われる機会が多いのです。

 

例えば手洗い。

水は蒸発するときに、一緒に肌の水分も奪っていきます。

同じような理由で、水仕事や入浴、シャンプーも、手の水分がなくなり乾燥してしまいます。


乾燥してカサカサになると、ひび割れや関節のしわが目立ったり、また、ささくれが出来やすくなります。

ただでさえ空気が乾燥している冬などは、手から水分を奪われたくないですね。

手を乾燥から守る方法を見ていきましょう。

 

方法1 手洗いのたびに「ハンドクリーム」を!

まずは乾燥から手を守るために、攻めの方法から。

手洗いなど水仕事をした後、毎回ハンドクリームを塗ることが基本です。

 

「毎回?めんどう…」と思われるかもしれませんね。

ですが、それほど時間もかかりませんし、一度習慣にしてしまえば大丈夫でしょう。

 

 

手を清潔に保つために手洗いは必要ですが、殺菌効果の高いハンドソープは手荒れの原因になることもあります。

手洗い後は、ハンドクリームでケアしてあげる習慣をつけましょう。

 

指先の爪のきわまで塗りこみます。

 

方法2 ささくれは取らずに切る!

爪と指の間にできる「ささくれ」。

小さいけれども侮ってはいけません。

つい剥いてしまう習慣のある方は、思いのほか深く剥けますので切るようにしましょう。

 

指と爪の隙間に菌が入り込む原因になることも…

ささくれを取ると、指と爪の隙間に傷ができます。

そこから菌が入り込み、腫れや傷みを引き起こすことがあります。

 

大抵は免疫力で自然に治るのですが、体調が良くないような場合は悪化することもあります。

 

悪化すると、治療のために爪をはがすことに!

ささくれは悪化すると膿を出さなくてはいけないので、病院での治療は爪を剥がします。

完治まで時間もかかり、非常に煩わしいことに。

方法3 肌が欲しがる栄養は、手にも必要!

手も肌ですから、皮膚が必要な栄養を摂ること。

イベントが沢山の時期は、外食する機会も増えることでしょう。

 

外食すると、ビタミンやミネラルが不足しがち

外食が増えると、油ものや砂糖などがどうしても増えます。

一方、不足するのは、ビタミンやミネラルといった微量栄養素です。

意識しなくても肉類などでタンパク質は取れますから、自分で食事を作るときは、和食中心でビタミンや食物繊維を取るようにしましょう。

 

 

おわりに

乾燥する時期は顔だけでなく、手や体からも水分を奪っていきます。

乾燥していると感じる前にケアしたいもの。

 

予防は攻めのケアでもありますし、症状が出てからよりも楽に効果を得られます。

手も顔と同じと意識して、攻めのケアをしていきましょう。

 
 コラムニスト情報
笹生暁美
性別:女性  |   職業:フードデザイニスト

主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得