ネイルアートが上手く描けないのは不器用だから?細かい部分も綺麗に描ける筆の選び方、手持ちの筆をハサミで切って極細に変える方法を紹介。

ネイルアートが上手に描けないのは、不器用だからじゃなかった!

こんにちは。ネイリストの澤田真理子です。

セルフネイルを楽しむ方で、絵が上手く描けないとお悩みの方は多いと思います。
上手に描けないのは、ご自身の才能のせいだと思っているとしたら、答えはおそらく「No」。


今回は、アクリル絵の具でアートするときに、細かい部分も綺麗に描ける筆の選び方をお伝えしたいと思います。

その筆で上手に描けるでしょうか?

ネイルアートが上手く描けないのは、自分が不器用だからだと思っていませんか?
それは、選ぶお道具が間違っているのかもしれません。

筆はどのようなタイプのものをお使いですか?

「ネイルアート用」として販売されている筆?
画材用の筆?

それとも、トールペイント用の筆?

どの用途の筆かということは、実は重要ではありません。

 

筆選びのポイント

一番簡単に上手に描くコツは、描きたいアートによって使用する筆を変えることです。

 

繊細なアートは、できるだけ細い筆で描くこと

特に繊細なアートを描きたい場合、できるだけ細い筆を選ぶことが重要です。
それなのに、太い筆で細かなアートを一生懸命描こうとされている方が多いのではないでしょうか。

「これ、ネイルアート用として販売されていた細筆だけど、上手く描けないということは、これでも太い筆なの?」という方、筆先をよく観察してみてください。

重要なのは「筆先」

私自身がよく使うのは、こちらの筆です。

 

 

筆先に寄った下の写真で、竹串と比較してみましょう。

筆先の細さがおわかりいただけると思います。

 

 

細すぎず、オールマイティに使えるので便利です。

 

お花も細かいところまで描ける

 

細い線だって楽々描ける

 

プラモデル売り場で欲しい筆が見つかるかも

こちらの筆は、昔、プラモデル売り場で見つけたものです。
上でご紹介した筆よりさらに極細で、細かい部分がとても描きやすいです。

プラモデル売り場は、繊細な作業をするのに最適な筆やピンセットなどが豊富なので、ネイルグッズ探しにも重宝します。

 

 

竹串との比較からも、その細さがわかりますね。

 

 

こちらの極細筆には、ある工夫が…

こちらの筆は、トールペイント用のものです。
実は、かなり細工を施しています。

 

 

上の筆は細工が施されていない状態で、下が細工を施した状態

次の写真をご覧ください。

違う種類の筆での比較で申し訳ないのですが、下の筆も細工前は、このような形状でした。

 

上の筆は筆先がフサフサしていますが、下の筆は毛がずいぶん少なくなるようにしています。

 

 

では、次に具体的な細工の仕方をご紹介します。

 

手持ちの筆をハサミで極細にする方法

お手持ちの筆が、ここでご紹介した筆のように細くない場合も大丈夫です。
細工をして細くしてしまいましょう。

筆の根元にハサミをあて、毛束の外側から慎重にカットしていきます。
お好みの細さになるまで、カットしてみてください。

コツは、ハサミの先端ではなく「奥の方」を使うこと

「切る」というよりは、刃が強く当たって毛が切れてしまうようなイメージで少しずつカットしてくださいね。
片側ばかりカットしすぎず、均等になるように気を付けましょう。

 

たかがお道具、されどお道具。ネイルアートを上手に描くアイテム

適切にお道具を選ぶことが上達への近道です。

筆の細工に挑戦される場合は、慎重に行ってくださいね。
うっかりすると、筆先を切り落としてしまいますので、要注意です。

ネイルアートが上手く描けなかった方、ぜひ試してみてくださいね。

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