「フレグランス」と「香水」の違いって何!?

フレグランスと香水の意味をわかりやすく解説しています!

執筆者: Latte

 

「フレグランス」と「香水」。
どちらも日常的に聞く言葉ですが、その違いをご存じでしょうか。

 

結論からいうと、「香水はフレグランスの1種」になります。

 


辞書で調べてみると、

 

フレグランス【fragrance】
1 快い香り。芳香。香気。
2 香水・オーデコロン・石鹸 (せっけん) ・ボディーパウダー・室内香料などの芳香性製品の総称

 引用:goo辞書

香水
1 香りのよい水。
2 化粧品の一。種々の香料をアルコール類に溶かした液体。からだや衣類などにつける。

引用:goo辞書


と表示されます。 

 

わかりやすく説明すると、フレグランスは香り製品全般のこと。

香水はフレグランスの1種でからだや衣類につけるもののことを指します。

 

つまり、フレグランスは、香水はもちろん、ボディローション、化粧品、トイレタリー製品、芳香剤、など、香りがする商品全般を含むということなんですね。

 

またフレグランスの1種である「香水」は、その濃度によってさらに4つの種類に分類されます。

 

パルファン

・賦香率:約15~30%
・持続時間:約5~7時間

オードパルファン

・賦香率:約8~15%
・持続時間:約5時間前後

オードトワレ

・賦香率:約5~8%
・持続時間:約3~4時間

オーデコロン

・賦香率:約3~5%
・持続時間:約1~2時間

 

香水の種類によって持続時間が異なるので、シチュエーションに合わせて使う香水を選ぶとよいでしょう。

 

 

 

フレグランスと香水の法律上の違い

 

フレグランスと香水の大まかな意味的な違いは以上の通りです。

 

もう1点、大きな違いとしては「製造規制があるかどうか」という点になります。

 

フレグランスはトイレタリー製品や芳香剤など、「雑貨」に分類されるものも多くあります。

 

雑貨は薬機法の対象にはならないので、自由に製造することができ、使用可能な香料の種類も増えます。

 

一方、香水は化粧品となり薬機法に該当するので、香料の種類も制限され、厳しい製造規制の下、作られています。

 

 

 

まとめ:フレグランスと香水の違い

 

 

いかがだったでしょうか。

 

日常的によく聞くフレグランスと香水ですが、なかなか違いを知る機会はないですよね。

 

今回のコラムにある通り、以下3点がポイントになります。

・フレグランスは香りがする製品全般を指し、フレグランスの1種に香水も含まれる

・香水の中にも濃度によって4種類に分類される

・香水は薬機法の対象にあたるのでより厳しい制限のもと製造されている

 

今回のコラムが参考になりましたら幸いです♪