海外を旅する時の最低限の荷物は、財布とパスポートだけです。

でもせっかくなので快適に旅をしたいですよね。

暑さ寒さや雨への対策だけでなく、「退屈したくない」とか「綺麗な写真を撮りたい」などの要望を満たすためには、そのための荷物を持っていく必要があります。

荷物が増えれば増えるほど快適になっていきますが、大きいバッグを持っての移動はかなり疲れます。ですので、「快適さ」と「大きさ」のバランスを考えて、どこかで折り合いをつける必要があります。

 

私の場合、色々な状況に対応するためのフル装備版はこんな感じになります。

 

画像引用元　「無職旅」http://musyokutabi.livedoor.biz/archives/52025453.html

 

快適に旅をするための最低限の荷物リスト、これが今回ご紹介する内容となります。
東南アジアの暑い国を男性一人で旅をするという想定です。

 

 

基本荷物はこれで全てです。
以下、ジャンルごとに個別に解説していきます。

• 小銭用財布
• メイン財布
• パスポート
• セキュリティポーチ
• 腕時計

大金の入ったメイン財布を頻繁に出し入れするのは危ないので、町中では小銭用財布を使います。
中に入れる金額は、おおむね5000円以下にしています。

 

 

• ガイドブック
• 会話集
• メモ帳
• ボールペン

メモ帳はクリップでガイドブックとくっつけています。
何かを記入する機会はとても多いので、ボールペンは必須です。

 

 

• 歯ブラシ
• 歯磨き粉
• ヒゲソリ
• 耳かき
• 鼻毛切りハサミ
• 爪切り
• お守り類
• 石けん

このハサミは小型で先が丸くなっているので、機内持ち込みもOKでした。
私はシャンプーは使わず、髪の毛も石けんで洗っています。

 

 

• 体温計
• 花粉や埃の侵入を防ぐ薬
• 虫刺され薬
• 風邪薬
• 頭痛薬

胃腸薬は使いません。
もしお腹を壊したとしても、安易に止めるのは良くないと思っています。
それに食事前にちゃんと手洗いをすれば、そうそうお腹は壊さないと思います。
あとは虫が多い地域に行く場合は、虫除けスプレーもあった方がいいですね。

 

 

• 洗剤
• 日焼け止めクリーム
• 小さな袋
• 輪ゴム
• 折りたたみ傘
• 手ぬぐい
• ポケットティッシュ
• ウェットティッシュ
• アイマスク
• サングラス

小さな袋や輪ゴムは、何かと役に立ちます。
ポケットティッシュはすぐに使い切ってしまうので、旅先で適時購入します。

 

 

• 電源変換プラグ
• デジタルカメラ（＋充電ケーブル）
• スマートフォン（＋充電ケーブルとプラグ）
• イヤフォン

スマートフォンは、もはや必需品です。
通貨換算や辞書機能の他、航空券やホテルの予約もできますし、とても便利です。
スマートフォンのカメラ機能で十分という人は、デジタルカメラも不要になりますね。

 

 

• ゴアテックス素材のジャケット
• ダウンジャケット

ボールペンは大きさ比較のために置いてあります。
例え暑い国に行くとしても、バスや電車などやたらと冷房が強い事が多いので、防寒用の上着は必須です。
これはゴアテックス素材なので、レインウェアとしても使えます。

さすがにダウンジャケットを着るほど寒くなる事は少ないですが、ひざ掛けやブランケットとしても使えるので重宝します。

 

 

• 衣類用のネット
• 洗濯物用のネット
• 速乾性Tシャツ3枚
• 速乾性パンツ3枚
• 靴下3枚
• 薄いタオル

今着ているものの他に、替えを3セット用意してあります。
衣類は円筒状にまるめて、ネットに収納しています。速乾性で薄い素材なので、かなりコンパクトになります。

タオルはとても小さいですが、絞って繰り返し使えるので、シャワーのあとも1枚で十分にふき取れます。

 

 

• ベスト
• アウトドア用の薄い長ズボン
• サンダル
• スニーカー

ポケットが多いと便利なので、私はベストを着用しています。
もし山歩きなどをする予定がなければ、最初からサンダルだけで出発してもいいですね。
その場合はスニーカーと靴下を持ち歩かずに済みます。

ここまででご紹介した内容が基本セットです。
ここから先は最低限の荷物ではありませんが、個人的に必要なものとなります。

 

 

• iPad mini
• ノートPC（＋ACアダプタ）
• 電源延長コード
• GPSユニット
• USBケーブル
• 充電式電池（＋充電器）
• 活動量計（＋充電ケーブル）

ブログを書いたり電子書籍を読む方は、ノートPCやタブレット端末が必要となります。
せっかく他の荷物が少ないのに、この部分で重くなってしまうのが少し残念ではあります。

 

 

• デジタル一眼レフカメラ
• カメラバッグ
• 充電器と予備バッテリー

デジタル一眼レフカメラがなければかなり身軽になるのですが、写真を撮るのが好きな方は、ここは譲れないところです。

 

 

今までにご紹介した荷物類は、デジタル一眼レフカメラ以外は、全てこのバッグに入りました。
セキュリティのために、ワイヤーロックを付けています。

町歩き用の普通のリュックサックですが、この大きさなら、バスや電車に乗るときにいつも手元に置いておけるので安心です。

 

 

現在、実際にこの荷物とバッグを持って、インド・パキスタンを旅しています。
トイレットペーパーと虫除けスプレーは現地で購入しましたが、「○○を持ってくれば良かった！」と後悔することは、今のところありません。

バッグを預けることなく町歩きもできますし、乗り物での移動時も管理が楽なので、むしろいつもより気軽に快適に旅ができていますよ。

人によって必要な荷物は違ってくると思いますが、今回ご紹介した内容をベースとして、ご参考にして頂ければ幸いです。