的中率の高い占星術「紫微斗数」とは?命盤を使った占い方

執筆者: 三善清幸 職業:西洋・東洋呪術研究家/東洋占術研究家
はじめに

こんにちは、東洋占術研究家の三善清幸です。

 

紫微斗数(しびとすう)という占術をご存知でしょうか。

日本ではまだポピュラーな占術ではありませんが、最近、少しずつ知られてきている中国古来の占星術です。

 

紫微斗数占術の特徴

紫微斗数占術は、四柱推命と並んで信頼できる占術の1つとされています。

的中率はもちろんのこと、個人の運命を詳細に鑑定できるという点で優れてるのです。


また、この占術は恋愛や結婚を占うことに長けており、恋愛・結婚のチャンスが訪れる時期を予測することも可能。

 

 

今回は、その恋愛・結婚のチャンス時期の予測についてお話ししましょう。

 

行運を観る占い方

紫微斗数は「命盤(めいばん)」と呼ばれる物を用いて占います。

 

命盤とは

この命盤とは、いわば出生図のような物。

「宮」と呼ばれる12のセクションで構成されていて、この12の宮は時間も表しており、10年ごと、1年ごとの運気を観ることができるのです。

 

10年ごとの運気は「大限運」、1年ごとの運気は「太歳運・小限運」と呼ばれています。

 

「虚星」によって運気を占う

紫微斗数は100以上の星を用いますが、星と言っても、ほとんど実際には存在しない「虚星」です。

これらの星によって、運気の強弱や人生の傾向が決定されます。

 

恋愛や結婚の時期を観る場合、大限や太歳、小限を表す宮に入ってくる星によって、その時期を推測できるのです。


では、どんな星が入ると恋愛・結婚のチャンスが訪れるのか、詳しく見ていきましょう。

恋愛や結婚を司る主な星

大限、太歳、小限を表す宮に、太陽星、廉貞星、貪狼星、太陰星、紅鸞星、天喜星が巡ったらチャンスの時です。

それらの星について、少し説明しておきましょう。

 

  • 太陽星:楽しい状況の中で相手と出会い、積極的にアプローチできる傾向があります。
  • 廉貞星:同等の人と、友人や知人を介して知り合う傾向があります。
  • 貪狼星:楽しい状況の中で相手と知り合い、その後も楽しい雰囲気の中で交際が続く傾向があります。
  • 太陰星:穏やかさを表すこの星が巡ると、ロマンチックな状況の中で相手と出会う傾向があります。
  • 紅鸞星・天喜星:情熱的な出会いになりやすく、出会ってすぐ性交渉に発展する傾向があります。

 

 

星の明るさも考慮

紫微斗数で使用する星は、7段階の明るさを持ちます。

明るさは入る宮によって左右され、星が最も明るい場合、星の持つ傾向が強まり、順調な恋愛や結婚に発展。

 

星が暗い場合

出会いはあったものの交際には至らないなど、不満足な結果になることがあります。

 

桃花星に注意

恋愛や結婚を司る星のうち、廉貞星、貪狼星、天姚星を桃花星と言います。

 

これらの星は、吉凶が激しい星。

吉であれば良いのですが、凶であればアバンチュールのような恋や、一夜の関係に終わる恋の場合もあります。

 

そういった面も考えながら、桃花星を読み取る工夫が必要でしょう。

 

 

おわりに

最も大切なことは、星の傾向を上手に活用すること。

恋愛や結婚のチャンスが見えたら、星の傾向に合わせて行動し、ゴールを目指すようにしましょう。

 

また、チャンスの時期は何度も訪れるという訳ではありません。

わずか1回ということもあります。

 

ですから、恋愛・結婚を司る星が巡ってきた時期に、そのチャンスを上手に捕まえられるようにしておきましょう。

 

 
 コラムニスト情報
三善清幸
性別:男性  |   職業:西洋・東洋呪術研究家/東洋占術研究家

大学時代より陰陽五行・道教など、中国哲学を研究。現在は、本職の傍ら、東洋・西洋呪術・方位術・東洋占術の研究と研鑚に励んでいます。未来を占術で鑑定し、問題点を打破する開運法を提供することがモットーです。

ブログにて鑑定、開運相談受け付けております。

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