覚えてきたい卒園・卒業式のマナー!一目置かれる保護者の立ち振る舞いとは
美道家・マナーコンサルタントの 西出ひろ子です。
春は出会いと別れの季節。
今回は、卒園・卒業式のマナーについてお話いたします。
愛する子供の卒園・卒業を迎えることは、保護者としても大変喜ばしいことです。
特に卒園式や卒業式は保護者として感無量のシーンですね。
しかし、このような式典は公のセレモニーとして、出席者のマナーが問われる場でもあります。
マナーの大前提は『相手の立場に立つこと』
お世話になった学園や学校、先生方、生徒さんやその保護者の方々などに対する『感謝の気持ち』が大切です。
式場で会う保護者の方々には「おめでとうございます」とお祝いの言葉を伝え、先生や職員の方々には「大変お世話になりました。ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えましょう。
卒園・卒業式はお祝いのセレモニーの場と同時に「お別れ」の場でもあります。
したがって、服装もその場にふさわしいマナーある装いで参列しましょう。
男性はダークスーツに白いワイシャツとネクタイ。
ボタンダウンのシャツは着用しないようにしてください。
ボタンダウンのシャツは、シャツの格付けからするとカジュアルの部類に入ります。
また、靴下はスーツの色と同系色のもので、くるぶしまでの短いソックスはNGです。
靴とベルト、かばんもスーツと同系色の黒で統一します。
女性は、華やかさを表現しながらもシックで控えめな装いが好印象となります。
式の時間帯は夜以外がほとんどですので、服装やバック、アクセサリーは、キラキラと輝きのある素材は控えましょう。
スーツの色は、ネイビーやブラックが無難です。
お祝いと喜びの気持ちは、淡いピンクやイエロー、ブルー、グリーン系のコサージュで表現すると良いでしょう。
メイクやヘアスタイルで、普段よりも華やかさを演出すると気分も高まります。
愛する子供の晴れ姿。
ビデオや写真に納めたい気持ちは分かりますが、厳粛な式典中に立ち上がって撮影をしたり、シャッター音をならすことは控えましょう。
子ども達に対するマナー教育の一環としても、まずは大人がマナーあるお手本を見せていかなければいけません。
卒園式・卒業式は、どれも二度とない大切なセレモニーです。
マナーを守って、素敵な思い出を作ってください。
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HIROK♥MANNER Group
一般社団法人マナー教育推進協会 代表理事*HIROKO ROSE株式会社 代表取締役*ウイズ株式会社 代表取締役
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企業マナーコンサルティング・企業マナー研修
ドラマ・映画・テレビ・雑誌マナー指導・監修
執筆[書籍・各種連載など]
◆主な作品
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』『龍馬伝』・NHKスペシャルドラマ『白州次郎』・NHKドラマ10『ガラスの家』など
映画『るろうに剣心 伝説の最期編』・映画『天心』など
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