タイでは、北部、東北部、中部、南部によって構成する民族が異なります。
バンコク都を含む中部には、タイ・ノイと呼ばれるタイ人と華人が多いと言われています。
外国人居住者も多く、行き交う人の姿を見ていると、「多様な文化」や「個性の豊かさ」が垣間見られます。
出身は違っても、タイ・バンコク都で暮らすタイ人女性は、美への関心が高いと感じることがよくあります。
今回は、その理由と彼女達の美への取り組み、そして、日本で気軽に出来る美容法について探ってみたいと思います。
タイの結婚式では、黒色の地味な服装はタブーとされています。
皆さん、大変華やかな服装で美しい印象を受けますね。
タイ人女性は、日本人女性に比べて、写真撮影やその公開に積極的な人が多いと感じます。
「私、恥ずかしがり屋なの」と言うタイ人女性でさえ、連日、SNSに自分の顔写真等をアップロードしています。
また、モニュメント前や新しい施設内外、美しい景色の見られる所等で見ているこちらが恥ずかしくなるようなポーズで何枚もの写真撮影に励むタイ人女性の姿もよく見られます。
当然美しく映った写真を好み、加工する人も多く、華やかなメイクやファッションにこだわる人も少なくありません。
美や健康のために、よりよい食生活を意識しているタイ人女性も少なくありません。
ヨガや水泳、ジム等でのウォーキング等、軽い運動を生活の中に取り入れ、上質の油や、野菜や豚肉等からビタミンBやC等の摂取を心がけているという話は、よく耳にします。
タイといえば、甘いスイーツやココナッツミルクを使った料理のイメージが強いですが、「カロリーが高いので、食べないようにしている」というタイ料理のメニューもあります。
バランスよく、努力をしていることが窺えます。
2012年、トマトに血液中の脂肪増加を抑える効果があることが、日本のニュースで大きく取り上げられました。
トマトによる美肌効果等にも注目が集まり、美容に関心の高い在タイ日本人の間でも話題となりました。
「ソムタム」や「ヤムウンセン」等のタイ料理では、生のトマトが使われていることが多く、リコピンのみならず、熱に弱いビタミンCをも摂取出来る効果的な方法の一つと言えます。
また、タイ料理には、トマト以外に、唐辛子やニンニク、ナッツやライム等、美肌効果の期待される食材が沢山使われています。
タイ人の美しさは、食べ物と密接に関係していると言えるでしょう。
文化の違いはありますが、タイでも、日本でも「美しくありたい」と思う人の行動は似たものがあると感じます。
日本には、タイとは異なり、四季があります。
食の欧米化が進んだものの、現在、日本人女性の平均寿命は世界1です。
また、日本人の肌年齢が若いと言われることもありますが、それは多くの油を使わず、栄養価の高い旬の食材やダシの味を大切にした料理法、一汁三菜を基本とするバランスの摂れたメニュー等と関係しているのでしょう。
2013年には、日本人の伝統的な食文化である和食がユネスコ無形文化遺産にも登録され、世界からも注目を集めています。
たくさんの美容法が話題に上る現代ですが、日本では、和食を大切にしていくことも効果的な美容法の一つでしょう。
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