春のローマ観光では花のイベントが断然おすすめ!花に彩られたローマの魅力をご紹介
春のローマは花彩られ、いつもよりさらに魅力的な街へとなっているんです♪
街中をお散歩するだけも色々な花が見れるのですが、花のイベントも開催されています。そこで、ぜひ参加してほしいイベントとそのポイントをご紹介します。
毎年春になると、スペイン広場にツツジの花が飾られます。
500以上のツツジ科のサツキで、イタリア市場には出回っていない珍しい種類だそうです。
映画「ローマの休日」にでてくるこの広場、オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べるシーンで有名ですね。しかし現在では文化遺産の保護のため、ジェラートを食べて歩くのは禁止されていますので注意が必要です!
大階段前の広場の中央には、これまた有名な「舟の噴水」があります。そして、階段から直線上に続くコンドッティ通りは高級ブランドが建ち並び、周辺のお店でのショッピングも楽しみです。
ローマ市立バラ園
なんと、入園無料のローマ市立バラ園!
5月には、アジア、南アフリカ、ニュージーランドなど、世界中から集められた1100種類ものバラが咲き、色と香りが競われます。中にはアンティークな種類のバラもあり、とても珍しいものまであるそうです。
チルコ マッシモとパラティーノの丘を背景に、バラを見ることのできる絶景ポイントです。この時期にローマに来られる方は、お見逃しなく!
ローマ市立バラ園(Roseto Comunale di Roma)
開園時期:2015/04/21 から 2015/06/14 ※5/16だけは閉園(毎年開園時期は異なる)
開園時間:08:30~19:30
住所:Via di Valle Murcia, 6 (チルコ・マッシモの側)
アクセス:地下鉄B線チルコ・マッシモ駅下車 / バスの81, 628, 715を利用
パンテオン バラの日曜日
キリスト復活の日、つまりイースターから50日目に「聖霊降臨(せいれいこうりん)」を意味する「ペンテコステ」と呼ばれるキリスト教の祝日があります。ペンテコステはイエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事を記念するものです。人気の観光名所であるパンテオンでは毎年、ペンテコステに関する特別なイベントが開催されます。
2015年は5月24日(日)に行われます。10:30から行われているパンテオンでのミサの後、クーポラの天窓から聖霊に見立てられた沢山の薔薇の花びらが、人々の元に舞い降ります。とても幻想的な光景ですので是非参加してもらいたいイベントです。
ミモザの花(3月)
ローマの春は、ミモザの花と一緒にやって来ます。
3月8日はイタリアでは、「フェスタ・デラ・ドンナ(FESTA DELLA DONNA)= 女性の日」と言われ、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、同僚、友人などにミモザの花を贈ります。
そんなミモザの花をイメージした可愛らしい黄色のケーキ「ミモザ・ケーキ」は是非食べてもらいたい一品。春のローマを見るだけでなく、食べて満喫してしまいましょう。
ローマ・エウル地区の桜(3月末から4月始め)
人工湖の周りには東京から運ばれた桜並木があり、日本好きなイタリア人にも”お花見”は定着してきているイベントです。
桜の木の下で読書をしたり、週末には、お弁当を持ってきてピクニックを楽しむ人で賑わっています。カヌー競技大会なども行われ、湖には鴨やアヒルが泳いでいる姿は長閑な気分で癒されます。
アクセス:「エウル・マリアーナ駅」、「エウル・パラスポルト駅」、「エウル・フェルミ駅」下車
ローマで藤の花が満開になるのは、4月初め頃です。
教会の中庭や、カフェ、ホテル、一軒家の多い住宅街などで見かけられます。春の風が強い日は花びらが舞い、とても香り高く、高貴な紫色は人々を魅了します。
いかがでしたでしょうか。イタリアは日本と同じように四季があり、その時期、その場所でしか見れない風景があります。写真や言葉ではお伝えできない花の香りなどを体感しに是非、お越しください。
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イタリア ローマ在住15年のEdicolanteです。
イタリア・ローマ関連のコラムも書いています。ローマに遊びに来たい!っと思ってもらえるような記事を目指します。良かったら読んで下さい。
これからも毎日色んな物を見て、食べて、学びます!
宜しくお願い致します。
ブログ http://ameblo.jp/edicola
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