喫煙によって目の下のたるみや口の周りのしわが増えるなど、顔の老化が早くなることを米ケース・ウェスタン・リザーブ大学のチームが双子を比較した研究で確認し、形成外科の学会誌に発表した。(CNN)
研究は18~78歳の、双子79組を対象にして行われました。
- うち45組は、1人が喫煙者、もう1人が非喫煙者という組み合わせ
- 残る34組はともに喫煙者だったが、2人の喫煙歴には5年以上の開きあり
それぞれの写真をプロのカメラマンが撮影し、顔のパーツごとに採点して比較しました。
双方とも喫煙者の場合でも、長く吸っている方が年上に見える確率が63%だったといいます。
研究では、飲酒やストレス、日焼け止めの使用の有無などの要因についても調べたが、研究対象となった双子ではこれらの要素に大きな違いはなかったといいいます。
また、生活環境や食生活の影響は明らかになっていません。
「喫煙はコラーゲンの生成を抑制するから、コラーゲンが減少し皮膚の血行も悪くなる。
またニコチンは肌の厚みを減らす。こうして肌の弾力性が衰え、老化が早く訪れる」
研究チームを率いたバーマン・ガイアロン医師は、こう語っています。
喫煙者と非喫煙者では、5歳以上もシミの原因になるメラニン状態の悪化が進んでいるという発表があります。(株式会社ポーラ化粧品本舗の調査データ)
35歳の喫煙者のメラニン量は、40歳の非喫煙者と同等のメラニン量という意味になります。
そして、注目すべきは、喫煙をして紫外線によく当たる人と、タバコを喫わず紫外線にあまり当たらない生活をしている人のメラニン量の差は、10歳以上も広がっています。
いかがでしたか。
喫煙は美肌の大敵ですが、どうしても禁煙できないという方も多いのも、また事実です。
次回は「タバコによる肌老化を防ぐ方法」についてお伝えします。
<引用元>
CNN.co.jp
Odd News:喫煙で顔が老化 双子79組で検証 米研究
株式会社ポーラ化粧品本舗
タバコを喫う人は要注意? 喫煙とメラニンの関係
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マダムNORIKO
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