はじめに

女性にとって命とも言われる髪の毛。

年齢を重ねれば重ねるほど、潤いが無くなった・パサついてきたと感じることも多くなります。

 

健康な髪の水分量

おおよそ12%~13%位の水分量があります。

 

水分量が減る事によるダメージ

これが7%程度になってくると、表面のキューティクルが剥がれ、更に髪の毛の中の水分まで減っていってしまうのです。

 

他にも、パーマやカラーリングもキューティクルを傷つける原因になるので、お洒落がより髪の毛にダメージを与えているのです。

 

 

今回は、もう一度髪に潤いを与えるポイントをご紹介します。

流さないトリートメントを効果的に活用

流さないトリートメントを付ける事は一番取り入れやすく、また髪質に合った物を使う事が出来るので、一番効果を得やすいです。

 

大事な事は、頭皮に付けるのでは無く、傷んでる毛先に付けるようにしましょう。

頭皮に付けると、ベタつきの原因になります。

 

また、毛先につけた後は蒸しタオルなどで髪の毛を覆い、トリートメント成分を浸透させるため3分から5分ほど放置します。

ヘアスタイリング剤を使う

ワックスやスプレーを使う事が髪を痛める原因と思っている人も多いと思いますが、実際はそうでもありません。

 

何も付けていない髪は…

化粧水も何も付けずにスッピンで出かけている様なもので、ワックスやスプレー、オイルなどを付ける事によって、水分の蒸発を防いだり、紫外線やドライヤーの熱から髪をガードしてくれるのです。

 

しかし、こちらもやはり頭皮につけると毛穴が詰まり、抜け毛の原因になります。

きちんとゆすがないと髪にダメージを与える原因になりかねませんので、洗髪はしっかり行って下さいね。

洗髪をする際の水温は、40℃以下

洗髪も、もちろんポイントがあります。

 

熱いお風呂が好きという方もいますが、洗髪などをする時には水温に気をつけましょう。

熱いお湯は必要な油分まで流してしまい、潤いが無くなってしまう原因になってしまいます。

ドライヤーで完全に乾かし切らない

髪がカラカラになるまでドライヤーをする事も、パサつきの原因になります。

 

一番良い状態は、ドライヤーの熱が抜けてから『手ぐしをしても手に水分は残らず、髪はしっとりとしている』という状態です。

 

なお、トリートメント剤はドライヤーの前と、それからこの乾かした後にも毛先につけると効果的です。

 

毎日のヘアアイロン・コテをカーラーに変えてみる

女性であれば、毎日ヘアアイロンで髪を巻くのが日課の方も多いかと思います。

しかし、毎日髪をフライするのは当然良くありません。

 

巻き髪を楽しみたいなら、眠る前に編み込んでおく、シニヨンを作って眠る、カーラーなど、髪にあまり負担を掛けない手段を取ってみましょう。

 

睡眠は十分に摂る
美容は睡眠から

髪の潤いに必要なホルモンが出る時間は、午前2時にピークを迎えます。

このホルモンは眠ってから2時間後に出始めますので、午前12時には就寝するようにしましょう。

 

また、ロングヘアの人は、寝るときに髪の毛を下にしたまま眠ると、睡眠中に髪の毛を擦って傷つけてしまいます。

枕の上側に髪を上げて眠るようにする、結い上げて眠るなど、少し工夫してみましょう。

 

 

おわりに

髪の水分は、キューティクルが傷ついていると補給してもどんどん流れてしまいます。

すなわち、水分を補給し、それをキープすることは、そもそも髪のダメージを与えないようにしてキューティクルを傷つけないよう心がけるのが一番のケア対策です。

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