服の色で印象も変わる!心理効果を利用したカラーコーディネート10選 (1/2)
パーソナルスタイリストの吉川ちひろです。
今回は、日々のコーディネイトに色彩心理を活用するための基本についてお伝えします。
色にはその色の持つ固有のメッセージがあります。
多くの人が感じるそのメッセージからの印象を知ってコーディネイトに活用すると、自分にも周囲にもそのイメージが伝わりやすくなります。
第一印象を決める要素として、視覚情報が9割と言われています。
その中でも「色」が大きな割合を占めますので、印象に影響しやすいということ。
ぜひその効果を知っておいて活用できるようになりましょう。
ピンクは恋愛運、女子力を高めるのにおすすめの色です。
女性ホルモンの分泌が促進されるためアンチエイジングカラーとも言われています。
イライラを和らげてくれる効果もありますので、自分や周囲を和ませたい時などに活用ください。
ただし、ショッキングピンクなど鮮やかな色ではなく、コーラルピンク、ピーチピンク、ローズピンクなどやさしい色の方が優しさ、幸福感が感じやすいでしょう。
トレンドカラーのイエローは、太陽やひまわりの連想から、幸福や希望などの意味があり、明るく朗らかな印象になります。
オレンジと共にコミュニケーションカラーとも言われています。
色彩学的にも最も明るく目立つ色、大勢の中でキラッと目立って輝きたい時にもいいですね。
赤は炎や血からの連想により生命力、情熱、行動力などパワフルなエネルギーを感じさせてくれる色です。
自分に注目を集めたい選挙や、プレゼンで主張したい時に赤のネクタイが使われるのもこのあたりの所以です。
受け身ではなく能動的に行動したい時や自分に注目を集めて惹きつけたい時にご活用ください。
自分自身を奮い立たせたり、熱意を表に出したい時などにもおすすめです。
オレンジはフレッシュなフルーツの色。いつも元気で陽気で親しみやすい印象です。
ビタミンカラーの代表でもありますので、健康的な印象も出せますね。
親しみやすいということは声がかけやすいということですから、消極的な人は人の集まるところに行くときにはオレンジをおすすめします。
自分から話しかけなくても、きっと話しかけてくれる確率が高くなると思います。
森、植物など自然界に最も多く存在している色。
疲れた時、忙しい時、観葉植物など、グリーンを見るとほっとする人も多いのではないでしょうか。
落ち込み、興奮などをリセットしてゼロに戻してバランスを取ってくれますので、穏やかな気持ちになりたい時、癒しや安らぎを与えたい時に活用してください。
冠位十二階制度の最高位の色、ローマ皇帝の色など、高貴な色として昔から使われてきました。
神秘的な色でもあります。
華やかで気品のある色ですので大人の女性らしさを出したい時にご活用ください。
ただし全身に使いすぎると派手に見えてしまいますので、使う分量に注意。
また、昔は希少な色であったところから、個性的、人と違うなど独創性も発揮できる色です。
上品で洗練された女性にみせたいときには、ラベンダーがおすすめ。
空や海などが象徴となるブルーは、世界中で愛される色。
好きな色ランキングの上位に常に上がる色です。
信頼、誠実、知性、冷静という意味がありますので、きちんとみせたいビジネスシーンや爽やかに見せたい時に使うといいでしょう。
また、ネイビーはリクルーツスーツでも使われるように、落ち着き、聡明、賢さなどの印象になります。
彼の家族への初対面の時にも、聡明で清楚な印象が与えられそう。
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