ダイエットという言葉を聞くと、どのようなことをイメージされますか?
「キツイ」「辛い」「続かない」など、ネガティブな言葉が連想されるのではないかと思います。
しかし、長続きしない理由はズバリ「辛いから」ですよね。
ダイエットで最初に取り組みがちなのが「食事制限」です。
もちろん食べ過ぎは良くありませんし、脂っこい物ばかり食べているのであれば、食事を見直す必要はあります。
しかし、食事を抜くことは長続きしないので、始めから失敗ありきのダイエット方法と言えます。
食事を抜くと太りやすくなるのは本当
食事を抜くという行為は、リバウンドに大きく繋がっていきます。
生物の身体は、生きるために栄養を蓄える事を、自然に行っています。
冬眠を控えている生き物が冬を乗り切るために、たくさん食べ、脂肪を蓄えてから眠るのと同じ事です。
食べたり食べなかったりすると、身体が「次はいつ食事を貰えるか分からないから、蓄えておこう」と思ってしまいます。
結果、食事を抜いても体重は思うように減らない。
ダイエットとリバウンドを繰り返すと、痩せにくく脂肪の付きやすい身体になりかねません。
炭水化物はいつもより控えて、毎日食べていたお菓子を週に1回にするなどの工夫をしてみましょう。
急に止めると我慢大会になってしまうので、慣れてきたら徐々に減らしていく方が無難です。
ダイエットのために「過度な運動」を始める方も多いようです。
最初は「痩せる」という意気込みから、少々辛くても頑張れるかもしれません。
しかし、徐々に「ちょっとしんどい」「忙しい」など、何かしらの理由をつけて辞めてしまいがちです。
アスリートではありませんので、そこまで自分を追い込む必要はありません。
お家でも通勤中でも、簡単にできる運動はたくさんあります。
例えば、通勤中。
お腹にグッと力を入れて、背筋をピンと伸ばして立ってみましょう。
これだけでもかなり腹筋が鍛えられます。
また、背筋を伸ばすことで、背中も締まってくるでしょう。
時間に余裕がある時は、1駅分歩くだけでもかなりの運動量となります。
その際、せっかくなので、歩きながら周囲の風景を眺めて楽しんでみましょう。
新たな発見や気付きがあり気分転換にもなりますし、自律神経の崩れを整え、イライラやうつ症状改善の効果もあります。
お皿を洗う時や歯磨きの時などに、爪先立ちをしてみましょう。
引き締まった、綺麗なふくらはぎを作ることが期待されます。
就寝前または起きたての時に、寝転がって足を上げて壁につけてみて下さい。
寝転がって壁に足を上げるとL字になります。
その体勢を5分程キープすることで、浮腫みの解消にも繋がります。
これは、ミスユニバースの方も実践されているようです。
ダイエットは「キツイ」「辛い」「続かない」と言う概念は、もう捨てましょう!
基本は3食きっちり食べても大丈夫ですし、お菓子も、食べるものや量を工夫すれば諦めなくてOK。
過度な運動をしなくても、毎日の少しの心掛けで身体は変わります。
「あれ、体型変わったね」と言われるまで、無理のない範囲で頑張りましょう。
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