立ち姿勢・歩き方で脚とお腹を引き締める!

こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


お尻や外ももの張り出し、О脚、お腹ぽっこり…。

これらは全て、立ち姿勢・歩き方によって作られます。

今回は、日常生活の意識で美脚・美腹を作る、立ち姿勢・歩き方のコツをご紹介いたします。

美脚を遠ざける習慣チェック
  1. 靴のかかとは、外側が偏ってすり減っている
  2. 足の指が、いつも床から浮いている(もしくは外反母趾)
  3. 膝頭が内側を向いている

 

いかがでしたか?

一つ一つ解説していきましょう。

靴のかかとの外側がすり減る

足の外側に偏って体重をかけて歩いていると、不自然に靴のかかとの外側がすり減ります。


足の外側に重心が偏ると、脚の外側やお尻が張りやすく、骨盤底やお腹の力が抜けやすくなるため、内臓が下がってお腹が出やすくなります。

О脚の原因のひとつでもあります。

足の指先が床から浮いている

足の指が浮くのは、すねや足の甲が緊張しているからですが、脚の指(特に親指)が床を踏んでいないと脚の内側からお腹の力が抜けやすいので、О脚やお腹ぽっこりの原因になります。


足指が浮いて使えないことから、足裏の横アーチが落ちて、指の付け根に過剰な体重がかかって外反母趾を招くことがあります。

膝頭が内側を向いている

つま先が内股でなくても、膝頭が内側を向いている方は多くいます。

股関節から太ももの骨が内ねじりになっているのです。


これは、О脚やX脚の大きな原因です。

 

 

骨盤が前に倒れやすくなるので、お腹も出やすくなります。


赤ちゃんを見ると分かるように、私たちの股関節は本来、少し外を向いているのです。

そのことで骨盤周りを安定させ、引き締める筋肉が働いてくれます。

それでは、これらの習慣を正していく、美脚をつくる立ち方・歩き方を紹介していきましょう。

美脚を作る姿勢のポイント
  1. 足指(特に親指)でしっかりと床を掴む
  2. 股関節をやや外ねじりにする
  3. 内ももを閉じる

 

立つ時、歩く時のシチュエーションに沿って、解説します。

足指(特に親指)でしっかりと床を掴む

立っている時、足指(特に親指)で床に落ちた鉛筆を拾うように、指を曲げようとしながら床を押し掴みます。
すると、脚の内側から骨盤底・腹に力が入り、脚がまっすぐ、お腹が凹みやすくなります。
気づいた時に繰り返しましょう。


脚が閉じやすくなるので、座っている時にもおすすめです。

股関節を外ねじりにする

つま先を外に向けるだけでなく、太ももの付け根から股関節を外ねじりにし、両足で若葉マークを作るように立ちます。

 

 

歩く時は、かかとが一直線上を少し内側に超えるようにつきます。

 

 

太ももを外ねじりにして、かかとを内側について歩くと、内ももの筋肉を使ってО脚を予防し、下半身を引き締めることができます。

内ももを閉じる

座っている時や立っている時に脚を閉じることは、見た目が美しいのはもちろん、脚のゆがみを取り、骨盤やお腹の引き締めにつながります。


歩く時には、内ももや膝をすり合わせるようにすると、内ももの筋肉を使えて美脚になります。

 

 

内ももを閉じる際は、くれぐれも膝頭が内側を向かないように気をつけましょう。

 

おわりに

内ももの肉がぶつかることが気になって嫌という方もいると思いますが、両脚が揃って一直線に近く見えるようにしているだけでも脚は細くきれいに見えますし、実際引き締めになります。


普段の姿勢を時々見直し習慣づけるだけで、筋肉はあなたの体を思う通りにデザインしてくれるのです。
美しい美脚・美腹を手に入れて下さいね。

このコラムに関するタグ

この記事を書いたコラムニスト

ダイエット / 健康管理
LATTE BEAUTYに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ