テレビCMなどでも放映され、注目を集めている「エアリアルヨガ(空中ヨガ)」。体幹トレーニングになるポーズを3種紹介。

エアリアルヨガ(空中ヨガ)で体幹トレーニング!

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。

今回は、楽しみながら体幹を鍛え、姿勢を整えられる「エアリアルヨガ」についてご紹介します。

 

安定した環境で怠けられる私達より、赤ちゃんの方が姿勢が良い!

腰が座った赤ちゃんや、よちよち歩きの赤ちゃんは、実はとても姿勢が良く、背骨がまっすぐ伸びています。

ところが、成長するにつれ、背骨をまっすぐに保つ体幹の筋肉をあまり使わなくなってしまい、猫背やお腹が出る姿勢がむしろ一般的になってしまいます。

 

椅子には背もたれがあり、舗装された道路を平らな靴を履いて歩き、いつでも寄りかかれる壁があり、机があります。

そんな環境で生活をしているので、私達は姿勢を保つ体幹の筋肉をあまり使わずに、もたれ掛かるようにして立ったり座ったりしがちです。

 

ヨガは、普段は眠らせている筋肉を目覚めさせる。

ヨガは、紀元前の昔から伝承され、動物の真似をするような四つ足のポーズや、逆さを向いたり横を向いたりと様々な体勢を自分の力で行います。


また、素足・素手で床に触れていくため、体のセンサーもよく使います。
姿勢・体勢を意識して取るために、普段は眠らせている多くのセンサーや筋肉を使うのです。

 

 

「エアリアルヨガ」とは?

近年テレビCMなどでも放映され、注目を集めているエアリアルヨガ(空中ヨガ)。
天井から吊り下げた布に、体の一部または全部を乗せてポーズを取ります。

 

 

布はゆらゆらと揺れるため、ポーズを保持するためには、さらに内ももや骨盤周り、ウエスト周りなどの姿勢を整える筋肉を使っていくことになります。

つまり、より自然に体幹を使えるわけです。

 

それでは次に、体幹トレーニングになるエアリアルヨガのポーズをご紹介します。

 

膝を掛ける英雄のポーズ

 

片膝を布に掛け、片足で立って、前へと体重をかけていきます。


布にも体重がかかり、布は空中で揺れるので、それを揺らさないために布を下へ押したり、床の足裏しっかりと床へ着いたり、骨盤を起こして背骨を立てる体幹の筋肉を使います。

両足を掛ける下を向く犬のポーズ

 

両手を床に着き、両足首を布にかけます。
お腹を引き締めるようにして、お尻を上に尖らせるように持ち上げ、上半身を逆立ちの状態にします。


胴体をまっすぐに保つための体幹の筋肉を使います。

逆上がりのような、バタフライポーズ

 

骨盤の少し上の腰に布をかけ、逆上がりのようにしてひっくり返って両足を開脚します。


鉄棒に比べてひっくり返りやすいものの、腹筋を使って足を持ち上げますし、もとに戻る時も両手で布をつかんで上体を起こす必要があるため、体幹の筋肉をしっかりと使います。

おわりに

何となく華やかなイメージがあったかもしれませんが、優雅な水鳥が水面下で激しく足を動かしているように、華やかなエアリアルヨガも地味に体幹をトレーニングしています。


普段の生活で怠けがちな筋肉を目覚めさせ、姿勢を整えていきましょう。

このコラムに関するタグ

この記事を書いたコラムニスト

ダイエット / 健康管理
LATTE BEAUTYに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ