「オイルうがい」で毒素デトックス！口臭・虫歯予防効果もある「オイルプリング」のやり方

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

ミランダ・カーやアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、多くの海外のセレブが取り入れたことから火がつき、日本でも数年前から人気の美容法「オイルプリング」。

いったい、どんな美容方法なのでしょうか？

オイルプリングとは、「オイルでうがいをして毒素を取り出す」美容法です。

もともとは、古代インドから伝わる自然療法アーユルヴェーダにおいて、「ガンドーシャ」と呼ばれる健康法で、おもにゴマ油が使われているそうです。
このガンドーシャを応用して、今ではOil（オイル）で 毒素をPull する（引っぱり出す）健康法として「Oil Pulling （オイルプリング）」と呼ばれる方法が広まりました。

このとてもシンプルな方法で、体内の毒素を取りだすデトックス効果のほかにも、お肌に嬉しい美容効果が期待されています。

口内には300種類以上、約1000億個以上の細菌がいるといわれています。口内細菌のトラブルは全身の健康状態にも影響を及ぼすとも言われており、口内を健やかな状態に保つことはとても大切です。

オイルプリングによって、オイルは唾液と混ざって乳化し、いわば洗剤のような状態になります。そのことで口の中にいる最近やバクテリアを洗い流し、清潔に保つことができます。

口内が生活に保たれることで、歯周病や虫歯、口臭なども防いでくれます。

オイルが口内から体内に浸透することで毒素を排出するデトックス効果があるといわれています。またこのデトックスにより、肌が健やかな状態に保たれることが期待されます。
実際の仕組みは定かではありませんが、オイルプリングによる粘膜の増加が、デトックスを促進するといわれています。

細菌やバクテリアを取り除くことで、歯の汚れや黄くすみなどの原因になる歯石を防ぐことができます。

歯を白くするとまではいきませんが、継続することで効果的な予防法となります。

うがいを一定時間続けることで、口周りの筋肉のトレーニングにもなり、シワやたるみを防いでくれます。

また、筋肉を動かすことで血行も促進されるため、顔色がよく若々しい肌になり、ほうれい線などにも効果があるようです。

気になる方法ですが、とても簡単です。

はじめに水を飲むのは、しっかり唾液をだしてうがいしやすくするためです。

途中や最後に、オイルを飲み込んだりしないように注意しましょう。

細菌やせっかく取り出された老廃物が、また身体の中に戻ってしまっては逆効果です。

また、口の中でクチュクチュするときは、なるべく顔の筋肉を意識しながらするようにすると、ほうれい線やシワなどに効果的ですね。

もともとのアーユルヴェーダで使われている「ゴマ油」を使うのもよいですが、健康効果や美肌効果があるオイルも使用できます。

最近その美容効果が大注目されているココナッツオイルや、オリーブオイル、ヒマワリ油などがおすすめです。

また、オイルを選ぶ際には、保存状態や品質のよいものを選択しましょう。

朝の20分は忙しい私たちにとっては大変貴重なものですが、「ながらケア」で工夫しながら継続すれば、とてもシンプルで簡単な方法で健康と美肌を手に入れることができます。

身体の状態や肌状態、また好みに応じて自分にあうオイルを見つけて、ぜひ実践してみて下さい。