南米アマゾンでジャングルトレッキング!持ち物・服装・観光ポイント (1/2)
南米大陸を南北に走る、アンデス山脈に源を発する大河アマゾン。
全長6,300kmの流域面積と、1秒当たりの平均流量は、世界一を誇っています。
熱帯雨林のジャングルで昔ながらの伝統的な生活をしている原住民や、生きた化石のような巨大な魚がこの大河を悠々と泳いでいる様子は、アマゾンならではのダイナミックで魅力にあふれる世界。
旅人なら、一度は訪れてみたいところです。
アマゾンツアーの観光の中心となっているのが、アマゾン川上流に位置する町「マナウス」。
天然ゴムの発見により発展した町なので、当時の様子をうかがわせる洋風建築物があります。
また、日本からの移住者も多かったため、日系人が多いのも、この町の特徴です。
そんな町の中で、ひときわ目立つピンクと白の建物「アマゾナス劇場」は、パリのオペラ座を見本としたマナウスの歴史的建造物です。
ガイドツアーによる内部の見学も可能です。
その他、インディオ博物館やメルカード(市場)も楽しいところ。
メルカードには、見たこともないような魚や食材が並んでいて、とても面白いのでぜひ行ってみてくださいね。
アマゾン川のほとりに建っている「ジャングルロッジ」は、アマゾン観光の拠点として利用されることが多く、アマゾン川流域に数件点在しており、お勧めです。
未開の地のイメージがあるアマゾンで、全室エアコン、シャワー、バルコニー付きという優雅な滞在が楽しめます。
木を素材にして建てられたホテルは、川からの高床様式です。
雄大な自然と静寂の中で、動物や鳥の声で目覚めれば、気分はまさに探検家。
ただし、お湯が出なかったり、その他様々な不便を感じることはあると思いますが、それこそ秘境の地の探訪では当たり前のこと。
それにもまして、その後の人生観を変えるような、口では言い表せない素晴らしい魅力を持っているのが、南米アマゾンです。
ぜひ、ジャングルロッジに滞在して、輝くような自然の中の朝日と、大河に沈みゆく夕日を見ながら、のんびり滞在してみてはいかがですか。
ここは、アマゾンツアーへのロケーションも大変よく、全てのツアーは10人乗り位のボートで出かけます。
現地のプロのガイド付きですが、日本語ガイドを予約することも可能です。
簡単な竿に牛肉の欠片を付けて、ボートの上から釣りますが、これがなかなか楽しいので、ぜひ参加してみてください。
日本ではあまり目にすることのないピラニアを、自分で釣って食べるのですから、貴重な体験になります。
釣れたピラニアはホテルに持ち帰り、レストランでから揚げにしてもらい食べますが、意外と美味しいのでびっくり。
重宝しますので、日本からポン酢を持っていくことをお勧めします。
ボートでジャングルへ移動後、ガイドが先頭を歩き、木々を切りながら道を開いてくれます。
その後からついて行きますが、様々なめずらしい植物や野鳥類、動物などを紹介してくれます。
蒸し暑いですが、ジャングルの中はうっそうと木々が生い茂っているので、あまり肌を露出しないように、服装にも気をつけてください。
普通のスニーカーではなく、トレッキングシューズを履いた方が快適です。
ジャングルの中だけではなく、ホテル周辺にも沢山の鳥やクモザル、イグアナやナマケモノまでいるので、見ていて飽きません。
ナマケモノは、ほんとにその名のごとく、のん気な姿で木の枝につかまっているので、見ていてとても癒されます。
眠り込んでいるのか、川に落ちることも多いとか。
ほのぼのとした気持ちにさせられますね。
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