ウォーキングアドバイザーの田邊美穂です。
普段、モデル事務所やスクールなどでのモデルウォーキングや、一般の方に向けての綺麗な立ち姿勢や歩き方を教えてます。
今回は、「筋肉をつけて痩せやすいカラダづくり」についてお送りします。
モデルを目指している方はもちろん、一般の方も、体重や余分なお肉が気になるもの。
そんなとき、野菜だけ摂るなどローカロリー生活を選択しがちです。
ですが、そんな生活を続けていくうちに、免疫力低下などで予期せぬ病気にかかってしまうことも。
食べ物を制限することで、筋力も落ちます。
筋力が落ちれば、カラダの代謝も悪くなり、本来正常に機能する臓器の役割が働かず、衰退していく一方なのです。
ウォーキングレッスンでも、2週間会わないだけで、どんな生活を送っていたか、本人を見ればすぐに分かります。
顔色が悪かったり、持病が出始めたり、やる気がなかったりするからです。
逆に、食を摂らなかった生活の反動で、過食して余計、丸くなっていることさえあります。
自身を追い込むやり方は、もうやめましょう。
では、どのように身体を絞っていけばよいのでしょうか。
まず姿勢を正すことから始めましょう。
姿勢の正し方は、壁を使います。
壁につける順番は「後頭部→左右の肩甲骨→お尻→かかと」です。
つま先は、拳一個開きましょう。
正面から見て、左右の膝は開かないよう、くっつけます。
O脚の方は、膝同士がつかなくても、自分なりに近づけるだけでOKです。
姿勢に関しては以上です。
これにプラスで、呼吸法です。
呼吸は、腹式呼吸。
息を吸うと、肋骨が上にあがるのが分かりますか?
吸うと同時に、ぷっくり出ていたおへそ周りや、脇腹のお肉のたるみがなくなるか、もしくは、たるみが少なくなると思います。
次に息を吐き出すとき、肋骨が上にあがった状態で、なおかつスッキリしたおへそ周りを両手で確認しつつ、上がった肋骨をキープさせましょう。
脇腹を締めながら、息を吐いていきます。
壁立ちをしながら、腹式呼吸の繰り返すだけで、代謝があがり、汗をかきはじめます。
繰り返すこと、たったの5分間だけ。
5分経ったら、壁から離れ、歩きながらの腹式呼吸。
デスクワークをしながら、車の運転中など、「ながら腹式呼吸」をすることで、代謝アップを図るだけです。
代謝が上がれば、痩せやすいカラダづくりの基礎は出来上がります。
それから、食の摂り方に気をつけていけば良いのです。
摂り方とはいえ、難しいことをする必要はありません。
- 添加物を控える
- お水、野菜類を先に摂取するなど、食べる順番を変える
- 食品に含まれる原料や材料を確認する
ただ、それだけのことです。
小さい子は、じっとしていることがありません。
常に動いてます。
動いているということは筋肉を頻繁に使っているため、特に夏場は汗をかきっぱなしで代謝がすごく良いのです。
大人になると、そこまで動かなくなるので、代謝が落ちるのは当たり前です。
ですので、姿勢を正し、呼吸法を変えるだけの代謝アップがお勧めなのです。
簡単なので今からでも取り組んでみましょう。
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