大都市ソウルを抜け出して、韓国らしい雰囲気を感じてみませんか？

数時間かけて地方に行かなくても、ソウルから公共交通で約1時間半で行くことのできる「韓国民俗村」とユネスコ世界文化遺産のある「水原」をご紹介します。

ソウル⇒韓国民俗村（所要時間：約1時間10分）
地下鉄2号線「江南（カンナム）駅（강남역）」4番出口から5000-1番のバスに乗車

⇒「ナゴクマウル・民俗村（나곡마을・민속촌）」停留所で下車

⇒チケット売り場まで徒歩5分（乗り換えなし）

韓国民俗村⇒水原駅（所要時間：約50分）
韓国民俗村チケット売り場から100mほど直進したところにある「民族村(민속촌)」バスバス停から37番バスに乗車

⇒「水原駅・AKプラザ（수원역・AK플라자）」バス停で下車（乗り換えなし）

水原駅⇒世界遺産「水原華城」（所要時間：約30分）
「水原駅」の向かい側から2、7、7-2、8、13番に乗車

⇒「華城行宮（スウォンファソン：수원화성）」停留所で下車

⇒徒歩15分、または水原駅前からタクシーで移動（タクシーの場合所要時間：約10分）

韓国民俗村は朝鮮時代後期の各地の町の様子を再現した伝統テーマパークです。当時の韓国南部、中部、北部と地方別に庶民と両班（ヤンバン：朝鮮時代の上層階級）の家屋や行政機関であった官衙、教育機関であった書院や書堂など朝鮮時代の街並みを見ることができます。

園内では伝統文化公演の定期公演も行われています。

豊作を祈願する「プンムルノリ（農楽）」

伝統騎馬文化を現代的に継承・発展させた「馬上武芸公演」

また、韓国民俗村は時代劇ドラマ・映画の撮影地としてもとても有名な場所で、数多くの作品がここで撮影されました。「チャングムの誓い」や「トキメキ★成均館スキャンダル」もここで撮影されました。撮影に使用された家屋の前には作品の紹介がされた看板や俳優のパネルが設置してあります。

入口付近と園内の一番奥には食事を食べることのできる食堂があります。入口付近には韓定食や海鮮チヂミ、ビビンバを食べることのできる食堂、伝統茶を味わうことのできるカフェが並んでいます。

園内の一番奥にあるフードコート形式の食事処があります。メニューは海鮮チヂミやビビンバなど種類豊富な韓国料理です。

注文、支払いをして整理番号を受け取ります。各コーナーにある電子掲示板に注文番号が表示されたら取りに行くシステムです。

園内は広く、伝統民俗文化を紹介する展示館や各種体験プログラムなどのコーナーもあるのでひとつひとつじっくり見て回るには2時間～3時間ほどかかります。時間に限りのある人はあらかじめ見るポイントを決めておくと良いでしょう。

平日は小学生の課外学習や韓国に留学している外国人留学生の文化授業などの場として、週末は家族連れやカップルのデート場として、ソウル（ソウル近郊）に住んでいる韓国人なら1度は訪れたことのある韓国民俗村。韓国の時代劇に興味のある人にもおすすめの場所です。もしかしたら撮影に遭遇できるかもしれませんよ！