水原華城は1997年に、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

建物自体は幾度の戦争によってほとんど破壊されてしまい、1979年になって再建されました。再建の際、華城の工事報告書といえる「華城城役儀軌」に残された建物の形態や企画、材料の入手先や用途など水原華城の建設における記録に基づいて再建されました。

水原華城はこの記録書のおかげで再建することができ、世界どこを見てもこのように再建された事例がないという理由で世界遺産に登録されました。

水原華城の城壁の長さは約5.7km、面積は130haです。城壁の途中には4つの門、将台や砲楼など48の施設があり、城壁に沿って歩いて1周することができます。

宝物1710号の西北空心墩

4大門のひとつ、華西門（宝物第403号）

水原華城の中でも有名なフォトスポット「華虹門」

城壁沿いは上り下りの傾斜がありますが、道は整備されているので歩きやすくなっています。

毎年10月には、水原華城を中心に水原市全域で世界文化遺産である「華城」を広く伝えようと 「水原華城文化祭り」が開催されます。このお祭りは2013年に文化体育観光部（韓国の官公庁）が韓国の代表祭りとして指定したお祭りです。お祭りの時期に合わせて訪れるのもおすすめです。

水原の名物料理と言えばカルビです。市内には多くのカルビ専門店がありますが、今回は「本水原（ホンスウォン）」というお店をご紹介します。

こちらが水原名物の「水原カルビ」です。

お肉を注文するとおかずも一緒に運ばれてきます。

牛肉は焼きすぎると固くなってしまうので適度に焼き目がついたら塩を付けたり、スライスしたタマネギが入ったソースを付けて食べましょう。

柔らかくてジューシーな水原カルビを食べれば、旅の疲れるも回復すること間違いなしです！

韓国リピーターの人も初めての人でもソウルから公共交通を利用して行く事ができるので安心＆楽チンに行く事ができる場所です。ソウルを飛び出して韓国の文化と歴史を感じる「韓国民族村」と「水原華城」にぜひ行ってみてください。