簡単、安心!肌に優しい乳液ピーリングとは

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

年齢を重ねるごとに身体だけでなくお肌の代謝も低下し、古い角質が肌表面にたまって肌くすみやゴワつきの原因になります。

年齢による影響だけでなく、秋冬の寒さや紫外線によるダメージ、精神的ストレス等に酔っても起こります。


このようなときは、洗顔やマッサージ等を丁寧に取り入れるのも効果的ですが、やはりお勧めなのは不要な角質を取り除いてお肌のターンオーバーを整える「ピーリング」です。

なぜ古い角質を溜めてはいけない?
皮膚のターンオーバーとは

皮膚は内部が層になっており、肌の内側の基底層で新しい皮膚細胞が作られて14日間で皮膚表面の角質層まで上がり、さらに14日で垢となって自然に剥がれ落ちるようになっています。

 

このサイクルを皮膚の生まれ変わり、「ターンオーバー」といい、肌のバリア機能をを支え、あらゆる役割を担っています。

ターンオーバーの乱れが肌全体の機能を乱す

年齢を重ねた肌や、環境による影響でダメージを受けた肌などでは、このお肌の生まれ変わりが乱れて滞りやすくなります。

それにより本来剥がれ落ちるべき古い角質が肌表面に溜まり、新しい皮膚細胞によって正しく皮膚層が出来るのを妨げてしまいます。


この皮膚層の乱れはバリア機能や新陳代謝をさらに低下させ、乾燥してゴワついたり肌のくすみの原因になります。

ピーリングをはじめとした角質ケアは、このお肌の生まれ変わりを正常にして、肌機能を健やかな状態に戻すために行うものです。

 

自宅でできる角質ケア

通常ピーリングは、酸性の薬剤等を利用して、古い角質や毛穴に詰まった角栓同士の結合を弱くして、溶かすようにして除去する方法を使います。

 

皮膚科やエステ等での施術で使用されるものよりもかなり低濃度の、市販のマイルドピーリング剤を購入する方法もあります。

主にパパイン等の酵素洗顔や、グリコール酸やリンゴ酸等のAHAと呼ばれる成分、サリチル酸などが使われています。

比較的簡単で安心な方法で自宅でも気軽にできるようですが、もともと敏感肌の方や、使用するタイミングや量によっては、肌トラブルの心配も尽きないものです。

安心で手軽な「乳液ピーリング」とは

ここ最近、美容研究家や美容に敏感な方の間で話題の「乳液ピーリング」。

乳液の肌を柔らかく効果を利用して、堅くなり肌表面に蓄積した角質を除去する方法です。


もともと、お肌のお手入れに使っている乳液だけに、新たな化粧品アイテムを使うことへの不安もなく、ケミカルピーリングでの薬剤の刺激への心配もまったくない、安全で手軽な角質ケアとして注目されています。

 

乳液ピーリングの方法

まずは、しっかり洗顔をした後、タオルで丁寧に水気をとって準備します。

 

乳液で肌を柔らかくふやかす

いつものお手入れよりやや多めの乳液を顔全体に広げてマッサージします。


顔の内側から外側に向けて、細かい部分は指の腹を使って丁寧に。
決してこすらずに、なるべく肌の表面に浸透させるようになじませ、皮膚をふやかすイメージでマッサージしましょう。

 

 

蒸しタオルでさらにふやかす

お肌をしっかりマッサージしたら(乳液が透明になるくらいが目安)、お湯やレンジで温めたタオルを顔全体にのせて、さらに皮膚をふやかします。

 

このとき、タオルは決して熱くしすぎないように、固く絞りすぎないように水分も残します。

高温やタオルの摩擦が肌にダメージになっては逆効果です。

 

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