「ローマの休日」のロケ地を巡ろう!映画の舞台となったローマの観光スポット

執筆者: Reina

オードリー・ヘップバーン主演、不朽の名作「ローマの休日」。

 

オードリー演じる可憐な王女アンに憧れた人も、多いのではないでしょうか? 

そんなローマの休日に登場するローマのスポットをご紹介します♪

 

ローマ旅行の時に参考にして、巡ってみてくださいね!

 

ブランカッチョ宮殿

Photo by d'Araprì Spumanti

 

Story: アン王女の寝室。

タイトなスケジュールからストレスで、ヒステリックを起こしてしまいます。そんなアン王女に医者は鎮静剤を打ちます。 

 

アン王女の寝室はここ「ブランカッチョ宮殿」の一室で撮影されていました。
現在は、パーティスペースとして使用することができ、内観も予約をすればできますよ♪

ただしアン王女の滞在先の外観には、「バルベリーニ宮殿」が使用されています。

 

共和国広場

 

Story: ヨーロッパ各国を親善訪問中であったアン王女。

しかし疲労感と自由がない生活への不満により、トラックの荷台に忍び込んで滞在先を抜け出してしまいます。

 

そのトラックから降りた場所がここ「共和国広場」。

 

共和国広場はローマ・テルミニ駅の近くにあって、噴水を中心としたロータリーとなっています。

 

トレヴィの泉

 

Story: ローマ散策の途中、アン王女は髪を短く切ります。

そして、アン王女の正体を見破った新聞記者のジョーは、その後をつけてスクープを撮ろうとします。

 

アン王女が髪を短く切った美容室があるのが、「トレヴィの泉」の近くという設定です。

 

観光でトレヴィの泉に来ていた子供から、ジョーがカメラを奪おうとしていましたね!

 

トレヴィの泉はローマを代表する観光スポットで、今でもたくさんの人で溢れています。

そのため、スリが多いのも事実。観光する際は、自分の持ち物に細心の注意を払いながら楽しんでくださいね!

 

スペイン広場

 

Story: 美容室から出たアン王女は、スペイン階段に腰掛けジェラートを食べていました。

そこに偶然を装ったジョーと再会し、一緒にローマ観光に行くことになります。

 

スペイン広場」も言わずと知れた、ローマの大人気観光スポット。

 

アン王女のようにスペイン広場の階段でジェラートを食べることに憧れている人も多いと思いますが、現在は階段での飲食は禁止されています!

 

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

 

Story: ジョーとアン王女がスクーターで、ローマの観光地巡りをします。

しかし左回りのロータリーを右折してしまい、警察に止められてしまいます。

 

警察に注意されたのが、「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」の前のロータリー。

ここのロータリーは今でも左周りとなっています!

 

真実の口

 

Story: ジョーが真実の口に手を入れて、噛み切られたフリをします。

これを見たアン王女は彼の演技を信じ、泣き叫んでしまいます。

 

こちらもローマ観光地巡りでの1シーン。

 

「真実の口」は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会内にあります。

連日、口の中に手を入れた写真を撮ろうと、大勢の人で行列ができるほどの人気!

 

サンタンジェロ橋

 

Story: 美容師に誘われたパーティに、アン王女とジョーが訪れました。そこでアン王女を探していた警備係に見つかってしまい、2人は川に飛び込みます。 

この頃には2人の間に恋が芽生えていましたが、叶わない恋だと悟り、お互い気持ちは伝えないまま別れます。

 

2人が最期に訪れたパーティは「サンタンジェロ橋」の下、テヴェレ川で行われました。

サンタジェロ城をバックに、夜のライトアップは幻想的でうっとりとしてしまう光景です♡

 

2人が警備係から逃げるためにテヴェレ川に飛びこうシーンは、なんと10回も撮りなおされたのだそう!

考えただけでも大変そうですね。

 

コロンナ宮殿

Photo by Herry Lawford

 

Story: アン王女への記者会見の会場に姿を見せたジョー。そこで初めて彼が新聞記者だとアン王女は知ります。

カメラマンのアービングは隠し撮りした写真をアン王女に渡し、ジョーとアン王女は見つめあい無言の別れをしました。

 

この映画のラストシーン。

記者会見は「コロンナ宮殿」で行われました。


大理石の床に壁一面に飾られた絵画、そしてフラスコが描かれたアーチ状の天井。

きらびやかな内装のこの宮殿は、思わずため息を漏らしてしまうほどの美しさですよ♪

 

最後の2人の無言の別れのシーンは、アン王女は目にうっすらと涙をうかべ、それがとても切なくて、何とも言えない感情に胸がつぶされそうになります。

 

さいごに

いかがでしたか?

 

アン王女と同じ観光スポットを巡って、あなたもローマの休日の世界に飛び込んでみませんか?

きっと素敵なローマ旅行の思い出となるはずです♪

 
 コラムニスト情報
Reina
性別:女性  |  

はじめまして!Reinaと申します。

今まで世界30カ国以上を旅行して、現在は東京に滞在しております。
好きな旅行先は、中南米や東南アジア、少し辺鄙な場所です。
ちょっと変わった旅が好きですが、今までの海外旅行の経験から
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