大人ニキビQ&A!化粧水の選び方やにきび跡の治し方など、吹き出物に関する4つの疑問 (1/2)
スキンケアカウンセラー 松原 好克
スキンケアカウンセラーの松原好克です。
今回は、ニキビに悩む人からよく聞かれる質問を、Q&A形式でまとめてみました。
殺菌力の強い化粧品には、アルコールなどの揮発性の高い成分が多く配合されやすく、肌の水分を奪う恐れがあります。
乾燥しやすくなった肌は硬くなって、毛穴の柔軟性を失い詰まってしまい、結果的にニキビを進行させることに繋がります。
また、ニキビの原因の1つである角質肥厚で毛穴詰まりを起こしている場合は、殺菌成分がニキビの根元に届きにくいため、皮膚表面だけに塗布しても、思ったような効果は期待できません。
つまり、ニキビに直接働きかけるケアより、ニキビができる原因に働きかけるケアのほうが、実は効果的なのです。
それにより、炎症が悪化します。
ちなみに「活性酸素」とは、体内に取り込んだ酸素の一部の分子構造が変化し、体内の他の物質に対して異常に反応して、マイナスフィジカルとして働く作用物です。
思春期に関わらず、背中のニキビに悩んでおられる人は、多いと思われます。
背中を含む身体の中心線部分には、皮脂腺が多く、分泌も盛んです。
額・鼻・アゴ・胸元などにニキビができやすいのは、こういった理由です。
特に背中は、肌着や衣類で覆われているため、通気性が悪いことに加えて、入浴時の洗浄で手が届きにくい部位であることも関係しています。
線維の柔らかいタオルと、すすぎ後の残留物が少ない固形石鹸を使い、優しく洗いましょう。
また、シャンプーやリンスが背中に付いた場合は、速やかに落としましょう
ニキビ痕(跡)にも種類があり、大きく分けると、「陥没(カンボツ)・シミ・赤み」の3種類になります。
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