![ニベア青缶の成分を徹底調査!肌質別・正しい使い方](/static/img/space.gif)
ニベアパックやガテン塗り、ヘアケアまで、ニベア青缶は沢山の使い方が噂されています。美容の専門家が、ニベア青缶の全成分から、美白やニキビ予防に効果はあるののかを読み解きます。
現在では、精製技術が進み、不純物を取り除いた安全性の高いものになっていますので、油やけを起こすことはないと考えてよいでしょう。
植物由来・動物由来の成分をモチーフにした化粧品(オーガニックなど)の中には、自然のイメージを崩さないために、高度な精製をせず、できるだけ原材料に近い状態の油成分を使用しているものがあります。
ですが、皮膚というのは、多くの成分が入り混じった不純物が多いものほど、カブレなどのアレルギーを起こし易いもの。
生まれつきアレルギー体質の人はもちろんのことですが、少しの刺激で赤みや痒みなどが現れやすい敏感肌の人は、注意が必要です。
ニベア青缶にも配合されているミネラルオイルやワセリンなど、純度の高い油成分が配合されたクリームを選ぶことが大切です。
油分が多いためコクがありますが、使用量を調節すれば、ベタつきはそれほど気になりません。
時間と共に、徐々に肌に馴染んでいきます。
皮脂や汗か多く出る夏場よりも、外気の乾燥によって肌表面が硬化しやすい冬場向けのアイテムです。
独特の匂いがありますので、香料に敏感に反応する(くしゃみ・鼻水・皮膚の痒みなど)場合は、使用を中止したほうが良いでしょう。
ニベア青缶の成分からは、以下のような効果が期待できます。
- 皮膚の油分を補う
- 皮膚を保護する
- 皮膚をしっとりさせる
- 皮膚を柔軟に保つ
- 皮膚にツヤを加える
- 皮膚に滑らかさを与える
上記以上の高いエイジングケアを望まれる方には、別の化粧品の使用もお勧めします。
ニベア青缶は、以下のような使い方が最適です。
- 夏場は少なめ・冬場は多めにするなど、季節によって使用量を調整する
- 顔全体に使用する場合は、皮脂分泌が急激に減る40代半ば以降の使用がベター(女性の場合)
- 皮脂分泌が盛んな20代~40代半ばまでは、皮脂量が特に多いTゾーン(額・鼻・小鼻周り)への使用は避け、皮脂量が比較的少ない目周りや口周りにスポット的に使用する
- 保湿クリームとして代用するならば、乾燥する部位のみにピンポイントで使用する
皮脂量を見極めながら、臨機応変に使い分けができれば、”ニベアの達人”になれるでしょう。
クリームや乳液など、油成分の多い化粧品は、時により悪影響を及ぼします。
特に、ニキビ・毛穴の黒ずみなど、皮脂が原因になっているトラブルをお持ちの人には不向きです。
油成分は、ニキビを悪化させるアクネ菌の栄養素になるだけでなく、皮脂の酸化を促進して、毛穴の悩み(毛穴の黒ずみや毛穴の開き)を助長します。
毛穴の開きは、進行するとシワになることも分かっています。
よって、ニベア青缶の使用を控えたほうが良いと思われる人は、以下の通りです。
- 脂性肌(オイリー肌)の人
- ニキビができやすい人
- 毛穴の黒ずみが目立つ人
- 化粧(メイク)崩れを起こしやすい人
なお、体質や年齢によって個人差あるため、全ての人に該当するとは限りません。
話題のニベア青缶の成分から、その美容効果に迫ってみました。
皮脂量を見極めながら、正しく使うことで、健康でしっとりした素肌をキープしていきましょう。
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