しわができる、ハリがなくなる、シミが目立つ…など、お肌の曲がり角という言葉があるように、エイジングというのはお肌にとってとても気になることですよね。それでは、多くの人はどんなエイジングケアをしているのでしょうか。25歳から55歳の女性300名に尋ねた調査結果を見てみましょう。


まずは、エイジングが気になり始めた年齢を尋ねてみました。人によって異なるようですが、25から34歳の間で約半数の人がエイジングを意識し始めています。それにも関わらず、実際にエイジングケアをしているのは、約45%、半分にも満たない程度でした。いったいどうしてなのでしょう?

エイジングケアをしていない最も多い理由としては、お金がかかるから(48.1%)、続いて、どんなものを使用していいのかわからないから(47.4%)、エイジングケアの方法がわからないから(41.5%)となり、ケアはしたいけど、費用が気になったり、方法がわからなかったりしていることがわかります。


一方、エイジングケアをしている人がそのためにおこなっている対策については、基礎化粧品の使用が95%を超え、ほとんどの人が自分で使う基礎化粧品で対策をしていることがわかりました。そこでかけている費用は、1,001円から3,000円という人が29.7%ですが、10,000円以上かけている人も1割以上いました。


エイジングケアをしていない人も、費用や方法が明確になれば、エイジングケアに積極的に取り掛かれるかもしれません。そのためにはどんなケアがいくらくらいでできるのかを、ぜひ知りたいものですね。

調査では、エイジングの原因に関係があると言われていることについて知っていることも尋ねましたが、「紫外線の影響」「活性酸素の影響」「乾燥」「睡眠不足」「ストレス」「偏った食生活」と、ほとんどの項目について多くの人が知っていました。

にも関わらず、対策をしていることとしては、「紫外線の影響」と「乾燥」を7割以上の人が挙げたのに対し、「活性酸素の影響」を挙げた人は1割程度でした。確かに「活性酸素の影響」をどう防げばいいのか、というのは難しいですよね。この辺りに、効果的なエイジングケアを行うための秘密があるのかもしれません。

そもそも活性酸素とは何なのでしょうか? 活性酸素とは、紫外線やストレス、煙草の煙などによって、常に私たちの体に発生するものです。この活性酸素が細胞を酸化(=さび)させ、老化を促してしみやしわの原因となるので、エイジングケアの大敵なのです。

エイジングケアにおいて、如何にこの活性酸素を対策するかが重要なポイントになります。そこで、この活性酸素を除去する働きがある「抗酸化成分」が活躍するのです。

抗酸化成分としては、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10等が有名です。さらに最近、さまざまな美容効果が確認され、美容クリニックの医師や美容愛好家から注目を集めている「フラーレン」という抗酸化成分があります。

このフラーレンは、ビタミンCの172倍の抗酸化力があり、肌細胞の酸化を防ぐことで、しみ・しわを防いでくれます。さらに皮脂の酸化により目立ってしまう毛穴の改善効果もあります。美容クリニック等では、レーザー治療後の炎症を抑えるためにも使用されているそうです。

しかし、せっかくの有効成分も、ある程度の濃度が入ってないと効果が薄くなってしまうことに。そこでフラーレンの場合、有効濃度が入っている化粧品には以下のマークが付与されています。


気づかないうちに日々、少しずつ肌は老化しています。1年前にはなかった小さなしわやしみが気になる、ということはありませんか? 気づいた今からでも遅くありません。少しでも早くエイジングケアを始めることが、10年後の美肌を作る鍵です!

フラーレンが配合された化粧品はすでに1000アイテム以上あります。皆様の周りにもフラーレンを使用している商品があるかもしれません。まずは、今使っているお手持ちの化粧品の成分を見てみてはいかがでしょうか。エイジングケアに必要な成分は入っていますか。早速チェックしてみることから始めましょう!

代表的なフラーレン配合化粧品を集めたサイトはこちら → フラーレン化粧品百貨

この記事を書いたコラムニスト

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