首・肩のストレッチで、老廃物や疲れを解消!華奢な肩幅を手に入れる簡単エクササイズ

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
はじめに

こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。

 

首がすっきり長く、華奢な肩から二の腕、美しく見える鎖骨は、どんな洋服も綺麗に着こなすことが出来る女性の憧れです。


このすっきりした肩周りは、簡単なセルフケアや意識の持ち方で手に入れることが出来ます。

 

 

後頭部を引いて持ち上げる

猫背で頭や首が前に出ていると、首の後ろから肩・背中にかけて、筋肉が疲れて疲労物質が溜まり、脂肪が蓄積しやすくなります。


身長計に乗って後頭部を柱につけて身長を高くしようとするように、後頭部を後ろに引いて持ち上げると、首や肩周りのポジションがリセットされて楽になり、老廃物が流れやすくなります。


肩の力が抜けやすくなるので、肩がストンと下がり、首が長く見えます。 

 

耳たぶと肩先を離す

首長&すっきり肩の姿勢をキープするイメージ法です。
私達は、パソコンをタイプする時、またカバンを持つ時など、無意識・自動的に肩を持ち上げて緊張させています。


その習慣が積み重なって、肩が凝ったり老廃物が溜まったり、盛り上がった方に首が埋もれてシワが出来たりしていきます。


耳たぶと肩は常に遠く離れ、肩がストンと下りた楽な状態を体にインプットします。
耳を澄ませて遠くの音を聴くようなイメージ、耳たぶよりほんの少し後ろに肩があるイメージも良いです。 

 

youtube引用

首筋マッサージ

首の斜め前を、反対側の手で触れます。

あごの後ろから鎖骨の中へと繋がる首の筋肉(胸鎖乳突筋)を掴んで、マッサージをします。


この筋肉は、頭が前に出て猫背になったり、緊張したり呼吸が浅くなったりすると張り、首・肩こりがあるととても硬くなります。
マッサージで心身の緊張をほどき、肩がリラックスして下がった状態を作りましょう。 

 

鎖骨の下のマッサージ

鎖骨の下を、反対側の手で押してマッサージをします。


鎖骨簿奥には血管、リンパ管、腕の神経や体幹の筋肉など、栄養や老廃物を流し姿勢を保ち、すっきりとした肩周りを作るために必要な大切な器官が集まっています。


デスクワークなどで頭・肩・腕を前に出した姿勢を長時間続けていると、鎖骨周辺の筋肉が凝り固まり、肩の前後に老廃物が溜まりやすくなります。

鎖骨の下のマッサージで、肩周りの流れをスムーズにしましょう。 

 

脇のマッサージ

脇の下に反対側の手の四本指を入れ、親指と共に脇の前の筋肉をつかむようにして、マッサージをします。
首から鎖骨へと流してきたリンパを、脇の下のリンパ節へと送り、詰まりや滞りを取っていきます。


また、脇の下に反対側の手の親指を入れ、肩甲骨の後ろに置いた四本指と共に、脇の後ろの筋肉をつかむようにしてマッサージをします。
肩の後ろや二の腕の老廃物を流し、肩こりを解消します。 

 

youtube引用

肩甲骨を寄せて下げる

 

肩がずんぐりむっくり張っている原因の一つに、肩甲骨の間が広がって背中に肉が溜まりやすくなっていることがあります。

 

両手を後ろで組んで、肩甲骨を寄せ、両肩を後ろに引き下げるようにしましょう。

首の後ろはいつも長く伸ばすようにしておきます。
しばらくそのままストレッチをしてから、組んでいた手を離して、長く伸びた首や広がった胸の余韻を感じます。

 

おわりに

仕事の合間に心地良い程度のエクササイズを繰り返して、首肩こりを防ぎ、すっきりと美しい肩を目指しましょう。 

 

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

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