自分の肌に似合うリップカラーの選び方は、「パーソナルカラー」のフォーシーズン分類で見分けます。口紅の色の種類でメイクの印象も変わりますよ。
こんにちは、カラーコーディネーター兼カラーセラピスト・パワーストーンセラピストの安田です。
暖かくなってくると、春らしい色を身に着けたくなりますね。
明るい色を身に着けることで、暖かい陽ざしに負けない明るい気持ちになることもできます。
女性は、メイクにも春らしい色を取り入れることで、簡単に生き生きとした表情を演出することができます。
普段あまりメイクをしない、カラフルなメイクに抵抗があるといった方でも、口紅だけなら比較的抵抗もなく取り入れることができると思います。
今回は、失敗しないリップカラーを選ぶために必要な、「パーソナルカラー」について解説します。
まずは、パーソナルカラーについて簡単にご説明しましょう。
色は、次の3つの属性で構成されています。
パーソナルカラー診断でよく用いられる「ブルーベース・イエローベース」という分類の仕方は、この3つの属性のうち、色あいを重視した分類になります。
もっとも有名な分類方法である「フォーシーズン分類」は、この2つのベース色を基に、明るさや鮮やかさを加味しています。
ブルーベースを「サマータイプ」と「ウィンタータイプ」に、イエローベースを「スプリングタイプ」と「オータムタイプ」に分類したものです。
ベースの色だけでタイプ分類できないことも
実は日本人は、このフォーシーズンタイプを2つ持つ人が多いと言われています。
スプリングタイプとサマータイプの要素を持つ人や、サマータイプとオータムタイプの要素を持つ人がいるということです。
例えば、スプリングタイプとサマータイプの要素を持つ人は、ベースの色だけでタイプ分類をすることはできません。
スプリングタイプはイエローベースで、サマータイプはブルーベースだからです。
このタイプの人は、似合う色を見つけるときに、色あいよりも色の明るさを重視したほうが似合う色を見つけやすくなります。
ブルーベースが似合わないとされているコーラル系の色でも、明るければ似合う可能性がありますし、逆に、ブルーベースが似合うとされているボルドー系の色でも、深みのある色では似合わない可能性もあるのです。
また、肌の質感を重視するやり方で似合う色を診断するほうが、しっくりとくる場合もあります。
これは、肌質がマットであるかツヤ感のあるタイプかによって判断するパターンです。
サマータイプとオータムタイプの要素を持つ人は、肌質がマットであることが多く、このタイプの人は3つの属性のうち「鮮やかさ」を重視して似合う色を見つけると、失敗が少なくて済みます。
肌色ベースだけを重視して、色を構成する他の要素は忘れがちですが、このように、肌の明るさや肌質(鮮やかさ)によっても似合う色は変わってきます。
肌のベース色だけで選んでしまうと失敗しますので、気をつけるようにしましょう。
次回は具体的に春メイクのリップカラーを見ていきたいと思います。
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