リップメイクに必需品の口紅。パーソナルカラー診断の10タイプ分類に基づいた、春リップ選びを「花王AUBE美容液ルージュ、コーセーエスプリークルージュグラッセ、資生堂マキアージュデュアルカラールージュ」を例に、おすすめの口紅色をご紹介します。
こんにちは、カラーコーディネーター兼カラーセラピスト・パワーストーンセラピストの安田紀子です。
前回は、口紅選びのポイントについてお話ししました。
今回は、春メイクのリップカラーから、具体的に肌タイプ別のお勧めカラーをご紹介していきたいと思います。
どちらのメーカーも、似合うリップカラーを肌のベース色で見つけやすいようにご提案しています。
そこで、この記事では、パーソナルカラー診断の10タイプ分類に基づいて、肌のベース色以外の要素(明るさや質感)を基準として色選びをしてみた結果をお伝えします。
こちらは基本的にピンク系とローズ系はブルーベースの方、レッド系とベージュ系はイエローベースの方に似合う色群となっているようです。
色の明るさを重視したほうが似合う色を見つけやすい「ライトタイプ(スプリングタイプ×サマータイプ)」の方は、基本の肌色がイエローベースでも、ピンク系のPK203とPK201は似合う可能性が高いでしょう。
また、同じように色の明るさで判断した結果、深みのある色が似合う「ディープタイプ(オータムタイプ×ウィンタータイプ)」に分類される方は、肌色がイエローベースでも、ローズ系のRS402が似合う可能性があります。
なお、肌の質感で考えてみると、ツヤのある肌質で華やかな色が似合う「ヴィヴィッドタイプ(スプリングタイプ×ウィンタータイプ)」に該当するタイプの方は、肌色がブルーベースでもRD603は似合います。
こちらはサイト上で「青み」「黄み」という表が掲載されていますので、肌ベースの色に沿って探す場合は見つけやすいと思います。
注目したいのはこちらの色、RO601です。
ローズ系の色なので、ブルーベースの肌色の方に似合う色みですが、ブルーベースの方でもサマータイプの方には似合いません。
逆に、4シーズンでオータムタイプ(イエローベース)の方でも、10タイプ分類でディープタイプに分類される方であれば、似合う可能性が高い色になります。
また、BE803とPK800は肌なじみの良い色ですので、明るい肌色の方には特にお勧めですし、柔らかい色が似合う「ソフトタイプ(オータムタイプ×サマータイプ)」の方にもなじみやすい色と言えます。
3月21日に限定発売される、こちらのシリーズ。
5種の限定カラーは、どちらも春らしい色で、見ているだけで明るい気持ちになれます。
淡い色と濃い色の2色が1本になっているタイプのルージュなので、見た目と唇に乗せたときの印象が違います。
まずは、こちらの「21 チェリーピンク」です。
ライトタイプの方にお勧めの明るい色です。
ウィンタータイプの方にも似合います。
こちらの「24 パッションフルーツローズ」は、同じブルーベースでも、特にサマータイプの方にお勧めです。
柔らかい色が似合う、ソフトタイプの方も似合う色です。
「25 トマトレッド」に関しては、ベースの肌色にこだわった色選びが良いようです。
こちらはブルーベースの肌色の方にはお勧めできませんが、濃い方の色はウィンタータイプの方には似合う可能性もありますので、もし、どうしてもこの色が使いたい場合は、濃い方の色を多めに使用すると良いかもしれません。
パーソナルカラー診断10タイプ分類でのお勧めカラーをご提案させていただきました。
実際は、その方の全体的な雰囲気や個性なども絡み合って「似合う」「似合わない」という総合的な判断になりますが、春の口紅選びの参考になさってみてください。
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