お米で痩せる?つんく実践「おにぎりダイエット」は、運動が面倒で苦手な人や、炭水化物が我慢できない人も成功しやすいダイエット方法です。
ダイエット=糖質制限。
これは、ダイエット常連さんは耳にタコができるくらいご存知ですよね。
炭水化物は美味しいですし、安くて身近。
我慢するのはなかなか大変です。
日本人の主食である白米は、砂糖やうどん同様、血糖値が上がりやすいため太りやすい食材です。
「ダイエット中は白い食べ物を食べるな」ともいわれるほど、炭水化物の中の王様といえる食材です。
ですが、完全禁止にするとリバウンドのリスクが非常に高く、また食事制限に伴い便秘や脳へのエネルギー不足などが起こりえます。
そこで最近では、おにぎりを毎食のメインとし、おかずは野菜中心とする「おにぎりダイエット」が流行しつつあります。
おにぎりダイエットは、音楽プロデューサーのつんくさんが考えたダイエットです。
つんくさん自身もこのダイエットを実践しており、体重を落とし続けているそうです。
高炭水化物・低タンパク質の食事で代謝が上がるという仕組み。
肉、魚類の摂取を止めて野菜中心のおかずにすることで、普段取り過ぎている脂質や糖質をカットします。
いらない脂質や糖質がなくなる分、体重が落ちるのでダイエットに効果的とされているのです。
また、おにぎりを主食とすることで腸が整いますので、便秘解消となり毒素を溜め込むことなくダイエットが可能となります。
一般的なサイズのおにぎり自体は170~200cal未満。
腹持ちの良いということもポイントなのです。
効果的なやり方
おにぎりの具のおすすめは昆布、梅、高菜、おかかなど。
明太子やシーチキンは禁止です。
野菜をたくさん食べることで、空腹感もヘルシーに紛らすことができます。
ドレッシングはノンオイルでなければなりません。
お茶を飲むならカフェインが少ないものがよいです。
コーヒー、紅茶を飲むならノンシュガー。
無駄な脂質や糖類は一切カットするためです。
しかし肉、魚は体に必要な栄養もあります。
これらを抜くことは体に影響を及ぼすので、あくまで一時的に体重を落としたり、食べ過ぎ時のファスティングとしましょう。
お肉やお魚を取らないわけですから、エネルギーは脳など重要な部分へ回されがち。
ですので、この期間にウエイトトレーニングやアスリートトレーニング、長時間のランニングなどを行うと、エネルギー消費のバランスが崩れやすくなります。
そのため、ゆったりとしたウォーキングや軽いストレッチがお勧めです。
少し前から、冷えご飯がダイエットに良いと囁かれています。
冷えご飯になると、温かいご飯に含まれていたでんぷんが「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」という成分に変わります。
レジスタントスターチは通常のでんぷんに比べ消化されにくく、血糖値の急な上昇を抑えます。
また、レジスタントスターチを多く含んだ食品をとると、セカンドミールという効果で空腹感や食欲が抑制され、食事量が普段より抑えられるのです。
肉類、魚類、うどん、パスタ、イモ類などその他の炭水化物もNGです。
もちろんお菓子も禁止です。
ジュース、お酒はもちろんNG、スポーツ飲料も糖質が高いので控えましょう。
ダイエットとは、様々な種類の食材をバランスよく食べ、適度な運動を行うのが最も近道。
おにぎりダイエットはあくまで短期間用の緊急ダイエット法ではありますが、それでも栄養が偏りを予防するため、サプリメントと併用するとよいでしょう。
炭水化物が大好きな人や、運動が苦手な方におすすめのダイエット法です。
高カロリーなおかずを食べたりしてしまうと意味がなくなってしまいますので、もうとにかくお米!おかずよりお米があればいい!お米大好き!そんな人は成功する確率がぐんとアップすること間違いなしです。
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大野 麗(うらら)
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